弊社では「小さく始めて、大きく育てる」ことをおすすめしていますが、
本日は、ホームページのブラッシュアップの方法についてお話したいと
思います。
アクセス解析ツールを使う
多くの方が、自分のホームページの検索順位やアクセス数については、
日々チェックされているのではないでしょうか。
でもホームページの反応率をアップさせるためには、もう一歩進んで、
さまざまな角度から調査してみることをおすすめします。
その際に、便利なのがアクセス解析ツール。(^o^)
アクセス解析ツールは無料のフリーソフトから、有料で多機能な製品ま
で、さまざまなものが世に出ています。
弊社でも、機能をしぼって手軽に使えるようにしたアクセス解析ツール
を無料でご提供しています。
また、ご存じの方も多いと思いますが、グーグルが提供している無料の
アクセス解析ツール「Google Analytics(グーグル・アナリティクス)」
という便利なサービスもあります。
何を調べればいいのか
アクセス解析ツールとは、ホームページにどんなアクセスがあるかを知
るためのツールです。
多くの場合、グラフや表を使って、わかりやすく示してくれます。
では、まずは何を調べればいいのでしょうか?
もちろん、ホームページへのアクセス数を知っておくことは大切ですが、
もう少し細かく、
・ページ別のアクセス数
をチェックしてみてください。
傾向をつかむ
ある一定の期間のデータを見ていくと、
・どのページにどれだけのアクセス者がやってくるのか
・どのページのアクセス者数が多く、どのページが少ないのか
といった傾向がつかめてきます。
もし「思ったより読まれていない」と感じるページがあったら、「なぜ、
そのページにはアクセス者が来てくれないのか」を考えてみましょう。
よくあるケースは
・そのページに対する誘導の仕方がよくない
・コンテンツがよくない
というもの。
どうすれば改善できるのか
次にどうすれば、人気のないページのアクセス数を増やすことができる
のかを考えなければいけません。
たとえば誘導の仕方がよくないと判断したのなら、読ませたいページへ
のアクセス者が増えるように
・トップページからリンクを張る
・他の読まれているページからリンクを張る
など、工夫をする必要があります。
また、コンテンツがよくないと判断したのなら
・興味を引くような見出しに変更する
・コンテンツの内容を変える
など、手直ししなければいけません。その際に注意してほしいのは、ア
クセス者の気持ちになって「どんな情報なら読んでもらえるのだろうか」
という観点から考えるということです。
提供者目線の文章では、なかなか読んでもらえませんから。(^^)
調査、分析、改善の3ステップ
そして改善を行ったら、必ず改善前のデータと比べてみてください。
その改善によって、本当によくなっているのかをデータから把握するこ
とができます。
うまく改善されていないようなら、別の手を考えなければいけません。
このように試行錯誤しながら、ブラッシュアップしていくことで、反応
のとれるホームページになるのです。
ただ作っただけで放っておいてはいけません。
調査を行い、分析をして仮説をたて、改善する。このステップの繰り返
し・・・。地道な作業ですが、真面目にコツコツ行っている人と、放っ
たらかしにしている人とでは、ホームページの実力に差が出てくるはず。
皆さんもお忙しいとは思いますが、ぜひホームページのブラッシュアッ
プを続けてみてください。すぐには結果が出ないかもしれませんが、そ
の苦労はきっと成果に現れるはずです。(^_^)/~