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商品に興味をもってもらうための“人間くささ”演出法

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           < 今週の解説 >
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商品に興味をもってもらうための“人間くささ”演出法

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それでは続いて、今週の解説に参りましょう。

品質だけが良くても買ってはもらえません

 「使ってもらえば良さがわかる商品なのに、なぜか売れない・・・」

よく耳にする言葉ですね。

しかし、このような話がある一方で、それほど品質が良いわけではない
のに人気は高い商品というものもたくさんあります。

  ・それほど高性能ではないのに人気が高いパソコン
  ・猛烈においしいというほどではないのに行列ができるラーメン屋
  ・特別おもしろい内容でもないのにベストセラーになっている本

誰しもそんな商品やお店を見たことがあるはずです。

このよう商品がなぜ売れているのかというと、それはお客さんがその商
品を「良さそうだ」と思ったからです。

  「なんだその当たり前過ぎる理由は!」

というお怒りの声も聞こえてきそうですが、(^^;) 売り手がここのとこ
ろをよくわかっていない場合が、案外多いのです。

商品の品質というのは、買ってみるまで実感することはできません。

あくまでも、お客さんはその商品が「良さそう」に見えたから買うので
す。

ですから、いくら品質が良くてもそれにかまけて

  「うちの商品は質が良いよ」

と言って腕組みしているだけでは、お客さんは買ってはくれません。

お客さんに「良さそう」と思ってもらえる工夫をしなければ、商品を買っ
てもらうことはできないのです。

「良さそう」と思ってもらえるコンテンツとは

商品を「良さそう」と思ってもらう工夫は、ホームページ上ではさらに
重要になってきます。

実店舗での販売なら、商品を手に取ったり試食してもらうことで品質の
良さを知ってもらうこともできますが、ホームページではそれも不可能
です。

無料サンプルのプレゼントページを作ったところで、「良さそう」に見
えない商品のサンプルを請求するお客さんはいません。

それなのに、ただ商品の説明だけを羅列したホームページを作ってしま
うと、

 「使ってもらえば良さがわかる商品なのに、なぜか売れない・・・」

というような状態になってしまうわけです。

品質に自信があるからといって商品の説明ばかりをしていても、お客さ
んは手に取ることもできないのですから、商品の良さは実感できません。

商品に興味をもってもらうためには、まずお客さんに御社の商品が「良
さそう」だと思ってもらわなければなりません。

そして、「良さそう」と思ってもらうためには、商品の説明よりもお客
さんの“感性”に訴えるコンテンツを用意することが効果的です。

「良さそう」というのは理屈ではなく、お客さんが感じるものですから、
こちらもお客さんの感性に訴えかけるコンテンツを用意してみましょう。

●“人間くささ”で「良さそう」を演出する

お客さんの感性に訴えかけるコンテンツとして効果的なものの一つに、
“人間くささ”を演出するコンテンツがあります。

例えば、

   ・社長や社員の想いを伝えるコンテンツ
   ・社長や職人さんのこだわりを伝えるコンテンツ
   ・お客さんとのやりとり

というようなものです。

「こんなコンテンツが売り上げにつながるわけがない」と考える方もい
らっしゃるかもしれませんが、実はこのような“人間くささ”を演出す
るコンテンツというのがインターネットでは特に重要なのです。

先ほどもお話ししたとおり、インターネットでは商品を実際に手に取る
こともできません。

  あきばれ緑茶 ○○グラム △△円  静岡産高級茶葉使用

というような商品説明だけでは、お客さんに商品の良さをわかってもら
うことができません。

ですが、商品説明に加えて

  弊社の茶葉は、直営の茶畑で栽培した○○種を使用しています。栽
  培には大変手間のかかる品種ですが、日本人に特に好まれる独特の
  旨みと甘みのあるお茶は、○○種でしか味わうことができません。
  そのため、この品種にこだわって大事に大事に栽培しています。

というような、社長の想いが掲載されていたらどうでしょうか。

これに共感してくれたお客さんであれば、

  「そんなにこだわって作っているのなら、品質も間違いないだろう」

ということで、このお茶を「良さそう」なお茶だと判断してくれるに違
いありません。(^^)V

“人間くささ”を演出するコンテンツを作ることで、ホームページで単
なる商品説明以上の情報を提供して、お客さんに商品を「良さそう」と
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            < 今週の解説 >
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   ◆「Yahoo!JAPAN」検索結果の表示方法変更について

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それでは続いて、今週の解説に参りましょう。

今週は、Yahoo!JAPAN検索結果の表示方法変更について解説します。

「登録サイトとの一致」から「ページとの一致」へ

10月から「Yahoo!JAPAN」の検索結果が、これまでとは違う表示形式
になることが明らかになり、話題になっています。

日経新聞のインターネットサイトには、次のような記事が掲載されてい
ます。

<日経新聞の記事>
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050825AT1D220CB24082005.html

具体的には、

  「Yahoo!登録サイトとの一致」メインの表示から
   「ページとの一致」メインの表示へと変更される

ということが言われています。

これだけでは分かりにくいので、実際に検索結果の画面を見ながらご説
明します。

まず、次のURLをご覧になってください。

(1)現在のYahoo!JAPANの検索結果

http://search.yahoo.co.jp/bin/search?fr=top&p=%A4%A2%A4%AD%A4%D0%A4%EC%A5%CD%A5%C3%A5%C8
(クリックしても表示されない場合は、URLの全文字を一行にまとめ
てブラウザにコピーしてください)
※現在は既に表示が切り替わっています。こちらのURLでも新方式での表示になっています。

これは、現在のYahoo!JAPANで「あきばれネット」というキーワードで
検索をした場合の結果です。

まず最初に「Yahoo!カテゴリとの一致」と「Yahoo!登録サイトとの一致」
が表示されています。

この部分に表示されているのは、登録申請を受けて

  【Yahoo!JAPANの担当者が手動で登録したホームページ】

です。

そしてその下に、「ページとの一致」として

  【検索ロボット(プログラム)が自動的に見つけてきたホームページ】

が表示されています。

これが、現在のYahoo!JAPANの検索結果画面です。

次に、下記のURLをご覧になってください。

(2)10月からのYahoo!JAPANの検索結果

http://beta.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=sfp&p=%E3%81%82%E3%81%8D%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88&meta=vc%3D
※現在は既に表示が切り替わっています。こちらのURLでは正常に表示されません。

これは、Yahoo!JAPANの新しい検索システムで検索をした結果です。

こちらには、先ほどの検索結果にあった「Yahoo!登録サイトとの一致」
が表示されていません。

先頭にカテゴリ表示が一行挿入されているだけで、いきなり「ページと
の一致」が並んでいます。

そして「Yahoo!登録サイトとの一致」を見るためには、上部のメニュー
から「登録サイト」という文字か、カテゴリをクリックしなければなら
ないのです。

10月からは、このような「ページとの一致」がメインの検索結果の表
示方法に変わるというのが、今回明らかになった変更の内容です。

今回の変更が話題になっている理由

さて、今回の発表が大きく取り上げられている理由の一つが、登録サイ
トが優先表示されないことで、Yahoo!JAPANに登録することの重要度も
変わるという点です。

現在のYahoo!JAPANの検索結果では、

  【Yahoo!JAPANの担当者が手動で登録したホームページ】

が、ロボット検索の結果よりも先に表示されます。

したがって、手動で登録されたホームページは、他のホームページより
も先に表示される可能性が高くなります。

つまり、より多くの人の目に留まりやすくなる分、アクセス増加も期待
できるというわけです。

Yahoo!JAPANは国内で50%を超えるシェアをもつと言われる検索サイ
トですから、その効果の高さを考えると、商用のホームページにとって
登録は必須のことでした。

しかし、10月の変更で登録サイトが優先して表示されることがなくな
れば、やはりその効果は低くなるでしょう。

今回の変更で、Yahoo!JAPANに登録することの価値が変わるのではない
かということで、大きな話題になっているのです。

今回の変更がYahoo!JAPAN対策に与える影響とは

それでは、今回の変更がYahoo!JAPAN登録サイトにどのように影響を与
えるのか、考えてみましょう。

現在Yahoo!JAPAN登録サイトは、ロボット検索の結果よりも優先して表
示されています。

しかし登録サイトには、登録されているカテゴリというものがあります。

このカテゴリには、「ホームページ制作」のような基本的なものだけで
なく、「埼玉県のホームページ制作」といった細分化されたものが数多
く存在します。

そして細分化されたカテゴリは、基本的なカテゴリよりも後ろのほうに
表示される仕組みになっています。

登録サイトになってはいても、登録されたカテゴリによってはアクセス
者の目に留まりにくい下位に表示されてしまう場合があるのです。

そして、登録サイトがどのカテゴリに登録されるかを決めるているのは、
実はYahoo!JAPANの担当者です。

Yahoo!JAPANの担当者の考え方次第で登録カテゴリが決まるわけですか
ら、上位に表示されるカテゴリに登録してもらおうとしても、思った通
りにはいきません。

したがって、

  「Yahoo!登録サイトとの一致」では下位カテゴリに表示
  「ページとの一致」では上位に表示

というホームページは、SEOをがんばって「ページとの一致」の上位
に表示されていても、

  「Yahoo!登録サイトとの一致」からのアクセスがほとんと望めない
  「Yahoo!登録サイトとの一致」からのアクセスを増やせない

という状態だったわけです。

しかし、今回の変更でページとの一致の比重が重くなると、このような
ホームページのアクセス数が増えると考えられます。

反対に、登録サイト検索では上位のカテゴリに表示されていて、ページ
検索ではそれほど上位にいないというホームページは、今回の変更でア
クセス数が減る可能性もあるのです。

今回のYahoo!JAPANの検索結果の表示方法変更は、多くのホームページ
のアクセス数に影響を及ぼすものです。

御社のホームページのYahoo!JAPAN対策によっては、アクセス数に大き
な影響が出ることもあり得ますので、今後の情報にも注意しておいてく
ださい。

こちらでも、お知らせできる情報が手に入り次第、メールレターなどで
お知らせしていきます。

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