検索エンジンで検索したとき、ほとんどのアクセス者は、表示された全
ての検索結果をクリックするわけではありません。
普通は、検索結果に表示された最初の何件かをクリックしてみて、その
中に必要な情報が掲載されているホームページがあったら、そこで検索
は終了です。
反対に、10~20件くらいクリックしてもこれといったホームページ
がなかったら、キーワードを変更して検索しなおすでしょう。
10~20件というと、デフォルトの表示設定では1ページ目。
つまり、検索結果の1ページ目に出てこなければ、アクセス者の目に触
れる可能性が極端に低くなってしまうのです。
もちろん、会員専用のホームページなど、新規のアクセス者に見てもら
う必要がないホームページの場合はその限りではありません。
来てほしい人が入力するキーワードを
さて、検索エンジンで上位に表示されることが、アクセスを増やすため
に欠かせない一つの目標となるわけですが、上位表示されれば何でもい
い、というわけではありません。
自分のホームページの内容とマッチした、「特定のキーワード」で上位
表示されること、さらに言うと、
ホームページに来てほしい人が「検索しそうなキーワード」
で上位表示される必要があります。
いくらがんばって上位表示を目指したとしても、自分のホームページの
内容と関係のない人にアクセスしてもらっても意味がありません。
「アクセスを増やす」というのは、「来てほしい人のアクセスを増やす」
ということなのです。
ここを間違えると、仮に上位に表示されてアクセスが増えたとしても、
なかなか商売に結びつきません。
アクセスが増えても……
さて、ホームページを商売に結びつけるために考えることは、もうひと
つあります。
それは、
ホームページのコンテンツを充実させること
です。
当然のことながら、アクセス者は、何らかの「悩み」を解決するために
検索しています。
最初からあなたのホームページを目指して来ているわけではなく、自分
の「悩み」を検索していたら、たまたまあなたのホームページを見つけ
てくれたわけです。
そうしたアクセス者に対して、「悩み」を解決するコンテンツが提供で
きなければ、アクセス者はすぐにどこかへ行ってしまうでしょう。
反対に、あなたのホームページに有用な情報があれば、結果的にそのホー
ムページで提供されているサービスを利用してもらえるかもしれません。
これが、
ホームページを商売につなげる
ということの意味です。
繰り返しになりますが、
・来てほしい人が検索しそうなキーワードを見つける
・そのキーワードで上位表示を目指す(SEO)
・それと同時にコンテンツの充実を図る
この流れがホームページ作成の基本ですので、ぜひ覚えておいてくださ
いね。