今週は先週に続いて、アクセスアップの復習をしてみます。
今までにお話しした内容を整理しましたので、もう一度アクセスアップ
に関して頭の中を整理して下さいね。
ホームページのアクセスアップ入門 その(2)
YahooとGoogleの関係について
ご存じの通り、ホームページは砂漠の一軒家みたいなもので、ホームペー
ジを作っただけでは、誰も見に来てくれません。
お客さんにホームページを訪問してもらわないと、当然売上げも増えな
いわけですから、インターネットの世界では、ホームページにお客さん
を呼び寄せる「販促」が非常に大切になってきます。
実社会では販促手段として、「店頭看板」「折り込みチラシ」「DM」
といった手段がお手軽に利用されますが、インターネットでの集客手段
としては、なんと言っても「検索サイト」経由のアクセスになります。
さて、検索サイトとひとことで言いますが、あなたはどの検索サイトを
よく使いますか?
ほとんどの人が、「Yahoo」を使っていると思います。
ところで日本の検索サイトで、有名なのといえば、下記の6つです。
Yahoo http://www.yahoo.co.jp/
Google http://www.google.co.jp/
MSN http://www.msn.co.jp/
goo http://www.goo.ne.jp/
infoseek http://www.infoseek.co.jp/
lycos http://www.lycos.co.jp
この中で、圧倒的なシェアを誇っているのが、Yahooです。
しかし、世間一般の常識に反するのですが、Yahooのアクセスが期待で
きない場合が実は多いんです。
例えば、下記に私が運営している某サイトのアクセス状況を掲載します。
どの検索サイト経由でアクセスがあったかを示しているのですが、思っ
たよりYahooは多くないのです。
yahoo 97件
yahoo(+google) 393件
google 290件
MSN 209件
goo 84件
infoseek 48件
lycos 59件
上の表をみて、「Yahooはやっぱり多いじゃないか。97+393=490件なん
だから、GoogleやMSNよりも圧倒的に多いよ」と思われたかもしれませ
ん。
97+393=490ですから、確かに上の表の中ではダントツのトップ、のよう
に見えます。
しかし、ここのyahoo(+google)というのは、Yahoo単独の数字ではあり
ません。Yahooと提携している「Google」という検索サイトを利用した
数字なのです。
つまりYahooの顔をしているけれど、実際はGoogleの検索結果の数字を
表している、ということです。
ご存じない方も多いので、Yahooの検索の仕組みを少しお話ししましょ
う。
・Yahooで検索を行うと、Yahooはまず「Yahooの登録サイト」に対
して検索を行います。
・そしてその「Yahooの登録サイト」に対して、検索キーワードが
ヒットしない時は、次に「Google」に対して検索のお願いを、裏
でこっそりしています。
・そして「Google」から戻ってきた「Googleの検索結果」を、
Yahooの画面上に、あたかも「Yahooの検索結果」のように表示し
ます。
ですから、あたかもYahooのように見えていても、実際は「Google」と
いう検索サイトで検索されているのです。
そこで、その分を勘案して、先ほどの表を再掲してみましょう。すると、
google 683件
MSN 209件
yahoo 97件
goo 84件
infoseek 48件
lycos 59件
ということになり、「Google」の検索結果が、ダントツのNo1になる
のです。
従って、「Yahoo」対策に力を注ぐよりも、「Google」対策を行った方
が効果的にアクセスを稼げということがお分かり頂けると思います。
(→ 後半に続く)
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(→ 前半より続く)
会員さんの実績のご紹介
ここで、実際に私どもがホームページ制作をお手伝いした会員さまで、Google対
策を行った結果、Yahooの上位表示を実現された企業さまのお便りをご
紹介しましょう。
あきばれネット様
いつもお世話様です。オーリックの門野です。
びっくりです。な何と、あのヤフーで、「ベビー用品 レンタル北
九州」で検索すると、90件中、1番に表示されました。
大分も124件中1番、久留米も39件中1番。
また、ベビー用品だけではなく、スーツケースも1番表示・・・
ホームページを引き渡してまだわずかなのに、信じられません。
ニュースレターでも書かれていたように、ヤフーの表示はお金を払っ
ても確実でなく、ましてや上位表示にあるなんて、中小企業の我社
にとっては、夢のまた夢、と思っていただけに、うれしさを通り越
して、放心状態です。
あきばれネットさんには、何とお礼をいったら良いのか・・・
先日、吉本社長が、「上位表示の法則がわかってきた・・」と書か
れてましたが、ホームページを依頼した我社にとっては、非常に幸
運でした。
今後は、貴社からご教示いただきながら、上位表示を維持するよう
努力していきますが、本当にありがとうございました。
(オーリック株式会社 取締役経営企画室長 門野さま)
http://www.ohric.jp
いやいや。上位表示おめでとうございました。\(^_^)/
このように、きちんとGoogle対策を行うことで、結果的にYahooでの上
位表示が可能となるのです。
googleを攻略してYahooの上位表示狙う
こうした背景があるため、検索サイトの「上位表示対策」というのは、
最近「Google対策」と同じ意味で使われます。
Google等のロボット型検索サイトに関しては、色々と「上位表示」のテ
クニックを使うことで、「特定のキーワード」で上位表示させることが
可能です。
ところが「Yahoo」に関しては、「サイトタイトル」や「サイトの紹介
文」を、Yahooスタッフが決定するため、なかなか「上位表示」させる
のが難しいのが現状です。
しかし「ニッチなキーワード」や「キーワードの組み合わせ」に関して、
しっかりとしたGoogle対策を行えば、結果的にYahooで上位表示させる
ことが可能なのです。
例えば先ほどのオーリックさんのケースでは、Yahooで「ベビー用品
北九州」という組み合わせのキーワードを入力すると、Yahooの「ペー
ジとの一致」画面が表示されますが、そこで堂々の一位に表示されます。
(→ http://www.yahoo.co.jp で、ベビー用品 北九州 で検索してみ
て下さい。)
先ほども述べたように、このYahooの「ページとの一致」画面は、実は
裏で「Google」が動いていて、Googleの検索結果を表示しています。
オーリックさんのケースでは、特定キーワードでGoogleに最適化してい
るのですが、それが結果的に「Yahooの上位表示」に繋がっている訳な
のです。つまりGoogle対策を行うことが、「Yahooでの上位表示」の特
効薬になる、と言うわけですね。
以上、検索サイト対策、あるいはYahoo対策としての「Google対策」の
重要性がご理解頂けたでしょうか。
今週は、GoogleとYahooの関係について整理しました。
来週は、Googleのアクセスアップ対策についてご説明する予定ですので
お楽しみに。(^o^)
なお、少しでも早くアクセスアップの話を読みたい方は、あきばれネッ
トのホームページをご参照下さいね。
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今週のおさらい
・Yahooの検索結果に、実はGoogleの検索結果が表示されています。
・そのため、Google対策を行うと、Yahooでの上位表示が可能です。
・ニッチな特定キーワードに関して、きちんと検索サイト対策を行
えば、上位表示が可能です。