さて、本日はYahoo!とGoogleに関わる話題をお届けしましょう。
コムスコアによる調査結果
アメリカのコムスコアという会社が、日本のYahoo!とGoogleの検索エン
ジンのシェアについて調査結果を発表しました。
comScore Introduces qSearch 2.0 in Japan
First Tool to Report Worldwide and Japanese Search Activity
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=1642
原文が英語なのでちょっと読みにくいかもしれませんが、前半は
qSearch 2.0というサービスの説明なので無視してもらって、後半の
「Yahoo and Google in battle for the Japanese Search Market」
から読んででもらえればと思います。
総検索数は増えたのに・・
上記の調査結果について、ポイントだけサマリーしておきましょう。
2006/7月 2007/7月 増加率
検索数
総検索数 47 億回 57 億回 22 %
Yahoo! 31 億回 27 億回 -12 %
Google 13 億回 20 億回 53 %
シェア
Yahoo! 66 % 47 % -19 %
Google 28 % 35 % 7 %
これを見ると、日本国内で2007年7月の「総検索数」は、前年同月に比
べて「10億回」、率にして「22%」増加しています。
一方、Yahoo!の検索数は「-4億回」。Googleは「+7億回」というこ
とになります。
全体の増加が+10億回ですから、数字が今ひとつ合わないのですが、
いずれにしても
・日本全体の総検索数は増加した(47億回→57億回)
のに、
・Yahoo!の総検索数は減少した(31億回→27億回)
という状況のようです。
Yahoo!のシェアが低下
この結果、日本国内におけるYahoo!とGoogleのシェアがかなり接近しま
した。
Yahoo! 66 % → 47 %
Google 28 % → 35 %
ということですので、2007年7月は、
Yahoo! : Google = 4 : 3
という比率になります。
調査の数字の信憑性について、個人的には少し疑問の点も感じるのです
が、いずれにしてもGoogleに対するホームページのSEO対策の重要性が
増しているのは確かなようです。