今週は、Googleが提供する「インドアビュー」というサービスについてお話します。
インドアビューとは?
Googleマップで「ストリートビュー」をご覧になったことがある方は多いと思います。
自分が道路に立っているのと同じ視点で、360度ぐるっと画像を見ることができるストリートビューは、見ていて飽きないですよね。
本日ご紹介する「インドアビュー」は、「ストリートビュー」の室内版といえるものです。
ストリートビューと同じ技術を使っており、まるで店内に立ってあちこちを見回しているような画像を見ることができます。
言葉で説明するよりも、見ていただくほうが早いですね(^^;
例えばこちら。
開いた店内の画像をマウスで動かしてみてください。
お店のいろいろな箇所を見ることができ、お店の中の様子がよくわかります。
スマートフォンにも対応しており、指で操作することで画像を動かすことができます。
インドアビューの画像はグーグルマップやGoogleでの検索結果に掲載されるほか、自分のホームページに掲載することも可能です。
インドアビュー活用法(1) お店の雰囲気を伝える
レストランやカフェなどの飲食店、ホテル・旅館、ヘアサロン、インテリアショップなどは、「お店の雰囲気」が来店動機に大きく影響する業種です。
そのようなお店では、ホームページに内装の写真を掲載することが重要なポイントのひとつですが、インドアビューなら、通常の写真を掲載する以上に店内の雰囲気を伝えることができます。
ヘアルームガブさま
おしゃれな内装がウリのお店であれば、インドアビューでのアピールは大きなメリットがあります。
また、飲食店の場合、デートやパーティ・宴会などに使われるようなお店は入念に下調べされる傾向があるため、インドアビューで店内の様子を確認できることが、来店の決定打となることもあるでしょう。
インドアビュー活用法(2) 来店の心理的ハードルを下げる
歯科医院や整体院、エステ、リラクゼーションサロン、自分の身を任せることになるお店は、お客さんもお店選びに慎重になります。
そのような「初回来店のハードルが高いお店」にとっては、インドアビューで店内の様子を見せることで、来店の心理的ハードルを下げる効果があります。
小島歯科さま
あらかじめ店内の様子を知っていれば、最初の一歩を踏み出しやすくなりますね。
インドアビュー活用法(3) ファン作りや設備案内・採用活動
飲食店など実店舗がある企業だけにメリットがあるように感じられるインドアビューですが、お店を持たない企業でも、ファン作りや話題作りとして利用されている事例があります。
最近では、北陸新幹線の開業時に車内の様子をインドアビューで公開したことで話題になりました。
そのほか、ホールなどの施設やショールームの施設・設備案内として利用されている例や、学校などで校舎内部を紹介している例もあります。
学校へ行かなくても校舎内を見学できるので、受験生にとっては、学校選びの参考になりますね。
同様に、企業でも社内の様子をインドアビューで公開すれば、採用活動に利用できるのではないでしょうか。
インドアビューを作るには?
インドアビューの画像は誰でも作られるわけではなく、専門のカメラマンに店内を撮影してもらい、制作を依頼する必要があります。
ランニングコストはかからず、撮影費のみで制作が可能です。
まだまだ導入事例が少ないインドアビュー。
お店の雰囲気を伝えることが大事なローカルビジネスではもちろん、その他の企業でも、アイデア次第で活用できそうです。
こういうサービスは、頭の柔らかい若手に活用方法を考えてもらうのもいいかもしれませんね(^^)
インドアビューは、弊社でもサービスの申し込みを受け付けることができます。
今回紹介したもの以外の事例も掲載されていますので、ご興味を持たれた方は下記のページをご覧になってみてくださいね。
Google マップ インドアビューのご案内
http://www.akibare-solution.jp/indoorview