ホームページに記事をコツコツ書いているのにアクセス数が伸びない、そんな悩みをよく聞きます。頑張って書いてもあまり読んでもらえなければ、だんだんとモチベーションも下がってしまいますよね。
そんなあなたに取り組んで頂きたいのが、既存記事のリライトです。
そこで今週から2回に渡って、ホームページ記事のリライトをテーマにお送りします。
今回は、なぜ記事のリライトが必要なのか、その理由について詳しく解説していきます。それではじっくりと最後までお読みください。
既存記事のリライトってどういうこと?
リライトとは、ホームページに既に掲載している記事の本文やタイトルについて、加筆修正することを指します。
実際やってみると地味な作業ですし、既存の記事を修正するだけで、それほど効果があるのか疑われる方もいるかもしれませんね。
でも実はリライトをしただけでアクセス数が30倍になった例もあるほど、効果の高い施策なのです。
新規記事+リライト記事でアクセスを伸ばし続ける
集客のためには、新規記事を更新していくことは重要です。しかし、サイト運営を続けるうちにネタ切れ状態になり、新規テーマでコンスタントに記事を作るのが難しくなっていきます。こうなってくるとアクセスも伸び悩んできます。
そこで新規記事の更新だけでなく、既存記事のリライトが大切になってくるのです。またリライトした記事のうち8割以上の記事が、リライト前よりもアクセスが伸びたという例もあります。
新規記事とリライト記事、両方をバランスよく更新して、訪問者を減らさないよう施策していきましょう。
どんなページをリライトすればいいの?
既存記事のリライトによって訪問者数を増やす方法は、主に2つに分けられます。
1)タイトルのリライト → クリック率上げる効果
2)本文のリライト → 検索順位を上げる 効果
では各方法におけるリライトすべきページの選び方について解説していきます。
1)タイトルのリライト
クリック率を上げることによってアクセス数を増やすには、検索結果に表示される回数(インプレッション)が大きい記事の中から優先的に選びましょう。なぜならその方が効果が大きいから。
検索順位がある程度上位に表示されてはいるのに、クリック率が振るわないページでは、タイトルを改善することでグッとアクセスが伸びる可能性があります。
通常、表示される順位が高いと、クリック率は上がります。それにも関わらずクリック率が低いということは、ページタイトルが検索者のニーズを上手く刺激できていない可能性が高いのです。
ユーザーのニーズを汲み取り、思わずクリックしたくなるようなタイトルを付けてあげれば自ずとクリック率は上がっていくはずです。
2)本文のリライト
記事本文のリライトで順位を上げて、アクセスを増やすには、ある程度表示回数があり、検索順位が1ページ目に入るかどうかというページを優先的に改善していきましょう。
なぜならクリックしてもらいやすいのは、上位4位くらいまで。それ以下だと大きくクリック率が下がってしまうのです。ですからリライトによって4位以内に入れそうな記事が狙い目となります。
ユーザーの検索意図を想像して、コンテンツの追加や情報更新が必要な数字部分を最新版に保つなどのリライトがおすすめです。
まとめ
さて今回はホームページのリライト基礎講座の前編として、既存記事のリライトの必要性について解説しました。
ホームページによる集客では、新規記事の更新も大切ですが、次第にリライトも重要度を増していきます。
次回は具体的なリライトの方法について解説しますので、楽しみにしていてくださいね。