今週は「ストック型ビジネスで経営を安定させましょう」というお話です。
ビジネスには「フロー型」「ストック型」の2つがあります。
最近はどの業界でも「フロー型からストック型への転換」が進んでいるのでご存知の方も多いと思いますが、あらためてお話しておきましょう。
「フロー型」「ストック型」の違い
フロー型ビジネスは「売り切り型」です。
必要なときに必要な商品やサービスを提供し、売れれば一気に利益があがります。
例えば住宅販売。新築の家を建てて売るのは、フロー型ビジネスですね。
一度売ったら大きな収入になりますが、売り切り型ですから、常に新しい顧客を開拓しなければいけません。
そのため「営業力」がものをいいます。
しかし、景気動向や季節要因に左右されることもありますし、よりよい商品が出てくれば、そちらに流れてしまい突然売れなくなるかもしれません。
そうなると収入はストップ、翌月の売上の予測も困難です。
対してストック型ビジネスは「継続収入型」です。ひとつひとつの利益は少ないのですが、その数を増やしていくことで継続的な収入を積み上げます。
代表的なものに「携帯電話代」があります。一件一件の金額は数千円程度ですが、契約者が増えれば収入も増え、利益が安定する仕組みです。
単価が低いので「いきなり爆発的に利益を上げる」ことは難しいのですが、新規顧客が増えない時期があっても、それまでの蓄積で収入を保つことができます。
営業の数字は水物で、「今月はまったく新規がとれない」ということがあってもおかしくありません。
長期的に安定した経営をしたいと考えると、フロー型よりストック型のほうが有利なのです。
フロー型からストック型への移行
そのため、従来、フロー型ビジネスが中心であった業界でも、ストック型ビジネスに移行したり、あるいは、フロー型にストック型を付加したビジネスモデルを構築することで、経営の安定を目指す企業が増えてきました。
例えば「会計ソフト」。
少し前まではソフトを売って終わり、のフロー型でしたが、少し前からは1年更新で費用が発生するサポート・保守契約をセットで販売するようになりましたね。
そして最近では、月ごとあるいは1年ごとに費用を払う「オンライン会計ソフト」への切り替えが進んでいます。
御社の事業は「フロー型」「ストック型」「フロー型+ストック型」のどれに当てはまるでしょうか?
もし「うちはフロー型のみで、売上の浮き沈みが激しい・営業に苦労している」という場合は、何らかの形でストック型の商品やサービスを付加して、月々の安定した収入を増やせないか考えてみましょう。
ストック型ビジネスを付加し、売上を積み上げていくことで、数年後の経営状態が変わってきます。
既存事業や既存顧客を活かして
すでに何らかのビジネスをされている場合、既存の事業やお客さんに対して、ストック型の商品やサービスを追加できないか、考えてみるとよいでしょう。
まったく新規のストック型ビジネスを始めるよりは、スムーズに導入することができるはずです。
「業界的にフロー型しか思いつかない・・・」という場合は、むしろ、競合他社が得られていない利益を得るチャンスではないでしょうか。
ぜひじっくりと考えてみてくださいね。
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