今週は、前回の「見出しの重要性」に続いて、「見出しをつけるポイント」についてお話します。
「見出し」とは
今回解説する「見出し」は、ホームページに掲載する文章内において、内容の要点を章や節ごとに簡潔にまとめた題名の部分のことをさします。
このメルマガで言えば、上の
“「見出し」とは”
の部分が見出しになります。
前回のメルマガでは、見出しは、
- 本文の精読率を上げる
- SEO的なメリットがある
という点で重要であることをご紹介しました。
それでは、実際に見出しをつけるときには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
基本的なポイントは以下の通りです。
内容にあった見出しをつける
本文の内容に合った、書いてある内容を具体的に示す見出しをつけましょう。
簡単なのは、その章や節の結論部分を見出しにすることです。
見出しを目にする人は、本文の内容を知りません。
それをしっかり念頭において、
- この見出しを見ただけで、なんとなく内容がわかるか
- この見出しで本文を読みたくなりそうか
という視点で見出しを考えてみましょう。
見出しに結論を書いてしまうと本文が読まれないのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、「本文を読まない人にも大筋の内容が伝わるように」という意識で見出しをつけることが大切です。
また、本文を読んでほしいあまりに、実際の内容とは違う見出しをつけてしまったり、大げさになりすぎるのは逆効果です。
見出しだけを拾い読みしても、文章に書いてあることが大まかにわかるようにしておくのがよいでしょう。
なるべく簡潔に見出しをつける
内容を示したいばかりに、長い見出しになってしまうことは避けたほうがよいでしょう。
文章内の見出しをさらっと眺めただけで、文章の要点がわかるということが大切なポイントです。内容が伝わる程度に、簡潔な見出しをつけるように心がけてみましょう。
見出しにキーワードや関連ワードを含める
見出しには、その文章のキーワードや、キーワードに関連するワードが含まれているとよいでしょう。
前回、見出しをつけることについて「SEO的なメリットがある」というお話をしました。
見出しには「hタグ」と呼ばれるタグを設定しますが、そのhタグのなかにキーワードや関連ワードが含まれていると、SEOに効果があるとされています。
ただし、わざわざ不自然な見出しにしてまでキーワードを含める必要はありません。あくまでも「内容が簡潔に伝わるか」「本文を読みたくなるか」を優先にして見出しをつけましょう。
本文中に適切にキーワードが含まれていれば、自然に、見出しにもキーワードが含まれてくるはずです。
文章中のすべての見出しに、一個もキーワードや関連ワードが入らないという場合には、文章の内容自体を見直してみる必要があるかもしれませんね。
以上のポイントを踏まえて、文章に見出しをつけてみましょう。
文章を書き始める際、全体の構成を決めながら大まかに見出しを作っておくと、文章の流れも整いやすくメリハリも出てきます。
文章が読みやすくなり、精読率や反応もあがるはずです。試してみてくださいね!