スマホから普及した現在では、ビジネスを目的としたホームページでもスマホからアクセスが多くなっています。
そこで注意しておきたいのが、スマホ表示された時の読みやすさです。
せっかく時間をかけて記事を作成しても、文字が詰まって読みにくいと最後まで読まれずにユーザーは去ってしまいます。
そこで今回は、スマホ表示でも読みやすい記事作成のコツをテーマにお話していきます。ぜひ、最後までお読みください。
スマホ対応でも読みにくい記事
ホームページを作成する際には、スマホ表示を意識したコンテンツ作りが重要です。
総務省の「令和3年情報通信白書」によると、2020年のインターネット利用率は83.4%。中でもスマートフォンからは68.3%と最も高い利用率であることが明らかになりました。
現在では、ユーザーの端末の画面サイズに応じて、表示幅や文字のサイズを自動的に変更してくれる「レスポンシブ」対応のホームページを作成したり、スマホ対応ツールを導入している企業が多くなってきています。
しかし、それでもスマホでホームページを見ていると、「見にくい」と感じるコンテンツを見かけることがあります。
文字コンテンツをスマホで読みやすくするには、ツールの力だけでは改善できません。文章を書く時にちょっとしたコツがあるのです。
スマホを意識した『見やすさ』のポイント
1)改行は「。」でする
PCでは、「読点」や、強調したいワードで改行する方が多いと思います。
しかし、スマートフォンで表示すると、変な位置で改行され、読みづらくなってしまいます。
スマホを意識して文章を書く時は、「読点(、)で改行はせず、句点までは改行せずに書き切るのがおすすめです。
何もない文章の途中で急に改行してしまうと、読みにくくなるだけでなく、リズムが悪くなってしまい離脱の原因になります。
2)パソコン表示で3行程度で段落分けをする
ひとつの段落の行数が多くなると、PCより横幅が狭いスマホで読んだ時に行間がなくなってしまい、文字の固まりになってしまいます。
これではどんなに役立つ文章でも読む気が失せてしまいます。
目安となるのはPC表示では3行。これでもスマホで見ると5~7行になることがあります。先ほど記した通り、句点(、)で改行して調整すれば、どの端末で見ても読みやすくなるはずです。
3)小見出しや写真を適度に入れる
内容に合わせて、いくつかの段落ごとに小見出しを入れると、メリハリがつき、文字だけのコンテンツよりもずっと見やすくなります。
またそれ以外にもメリハリをつける方法としては、太字、マーカー、色文字、リスト、囲み枠などの使用が効果的です。
さらに小見出しの下に写真や図(イラスト)をいれると、視覚的にも内容が理解しやすくなって、読みやすさの向上にもつながります。
4)シンプルな文字を使用する
文字まわりは奇をてらうことなく、シンプルを心がけましょう。
目立たせたいと思って、カラフルな文字を使っても読む側としては読みづらく疲れるだけ。
- 文字色は3色まで
- テキストリンクは青色で統一する
- フォントサイズは15〜17px
基本の設定を大きく変えずに文字を入力していましょう。
まとめ
今回はスマホ表示でも読みやすい記事作成のコツに解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ホームページの文字コンテンツの作成では、スマホを意識した対策が必要です。内容が良くても読みにくいページは、ユーザーの離脱を招いてしまします。
今回紹介した内容に気をつけてコンテンツを作成し、公開前にスマホでの表示を確認して読みにくい箇所がないかチェックすることをお勧めします。