今回は、商品写真をホームページに掲載するときの工夫を解説しましょう。
ホームページで商品を紹介したり販売したりする場合、商品写真は商品の魅力を伝えるとても重要なポイントです。
写真の出来だけでなく、「どのように掲載するか」を工夫すると、よりよい反応が得られます。
商品写真の掲載時に工夫したい点を5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
いろんな角度や距離の写真を掲載する
商品を手に取って見られないホームページでは、商品写真が全体像を知る大きな手がかりです。
それなのに、写真が1つしか掲載されていなかったらどうでしょうか?
例えばアウターウェアの場合、前面からの写真だけではわからない点がたくさんあります。
「後ろ側の模様や裏地はどうなっているのか」
「胸元のワンポイントをもっとよく見たい」
「洗濯表示は?」
など、お客様が知りたいことはたくさんあります。
できるだけ、いろいろな角度や距離で写真を撮って掲載しましょう。また、カラーバリエーションがあるなら、できるだけ全色掲載しましょう。
最近では、360度ぐるっと回してみることができる商品写真を掲載しているネットショップもあります。360度撮影ができるツールやサービスも出ていますので、必要があれば利用してみてくださいね。
出し惜しみせずたくさん掲載する
ユーザー目線で「知りたい」と思う箇所の写真を惜しみなく掲載しましょう。
インターネット環境やデバイスが充実している最近では、以前のように画像の掲載枚数を気にしすぎる必要はなくなりました。
商品だけでなく、商品を使用している写真や複数のカラーを並べた写真、サイズがわかる比較写真など、「どんな写真があればわかりやすいか」を想像しながら、たくさん掲載しましょう。
商品の説明文と連動する写真を掲載する
商品の説明文と掲載する商品写真は、連動しているとわかりやすくなります。
例えば、商品がビジネスバッグで、説明文に「インナーポケットにワイシャツも収納できる」と書いてある場合、お客様はやはり、どんなふうに収納できるのか、写真で見てみたくなります。
同様に「リュック・ショルダー・手提げの3WAY」と説明文があれば、それぞれどのようになるのかを見たいはず。それらに合わせた商品写真を掲載してみましょう。
また、商品写真には、短いキャプションをつけて補足説明すると、よりわかりやすくなります。
利用シーンや利用方法をイメージできる写真を掲載する
「商品を使用しているシーンの写真」を掲載しても効果が高まります。
例えば、インテリア雑貨の場合、商品単体の写真だけよりも、部屋のセットの中に飾られた状態での写真があるほうが、利用シーンを想像しやすくなります。
また、商品が簡単に使えるツールの場合、どれだけ簡単にできるかをイメージできる手順写真を掲載するのもいいですね。
画像の加工も有効に使う
ホームページに掲載する商品写真は、明るさや大きさなどを加工して掲載すると、より見やすく、印象が良くなります。
写真を撮影してみると、思ったより仕上がりが暗かったり、サイズが大きかったりと、いろいろなことがあるものです。
それらはちょっとした加工で解決できます。簡単な加工はツールを使ってそれほど難しくなくできるので、あきらめずにトライしていただきたいと思います。
【あきばれホームページ】のCMS【Buddy】(ホームページ管理システム)でも、簡単な画像加工ができます。画像加工専用ソフトを使わなくても簡単に明るさや大きさ、フチを付けるなどの加工ができるので、ぜひお試しください。
▼CMS【Buddy】(バディ)のご紹介 > 写真の加工
https://www.akibare-hp.jp/service/cms/photo/#photo03
また、画像加工なしで商品写真の仕上がりを良くするには、ボックスや照明・背景紙などがセットになった撮影キットを試してみるのもひとつの方法です。
明るさや背景、影のつき方などが美しく仕上がり、プロらしい写真を撮影できます。写真の撮り方は以前のメルマガでも解説していますので、合わせて参考になさってください。
▼少しの工夫で反応アップ!ホームページ用写真撮影のポイント
https://www.akibare-hp.jp/ml/reactionup-photographypoint/
商品写真を工夫すると、訪問者の満足度や納得度が変わります。やりやすいところから、すぐに試してみてくださいね。