今回は「クローラビリティの向上」について解説します。
ホームページを制作・更新しても、検索結果に表示されるまでに時間がかかる場合がありますよね。
せっかくホームページを作ったのですから、なるべく早く検索結果に表示させて、集客につなげたいはず。
クローラビリティの向上について
ホームページは、検索エンジンのクローラーに巡回され、そのデータベースにインデックス(記録)されなければ、検索しても表示されず、SEOの評価対象にもなりません。
「クローラビリティを向上させる」とは、クローラーがホームページを巡回しやすくすることを指します。
<クローラーとは?>
検索ロボット、スパイダー、サーチボットとも呼ばれています。
単にロボットとも呼ばれる場合もあります。
Googleの「GoogleBot」以外にもMicrosoftの「BingBot」などがありますが、基本的にGoogleBotを意識するだけで十分です。
クローラーの動きをチェックしよう
まずは、自社サイトにクローラーがちゃんと巡回しているか、Googleサーチコンソールを使って確認してみましょう。
Googleサーチコンソール内の「クロール」→「クロールの統計情報」の順で開くと、クローラーがあなたのホームページの情報をどれくらい読み込んでいるのか確認できます。
Googleサーチコンソールの利用法ついては、下記の記事をご参照ください。
▼【基本】Googleサーチコンソールの登録方法と使い方
https://www.akibare-hp.jp/kouza/hp_kihon-serchconsole/
またホームページがインデックスされているかどうかは、
「site:(ページURL)」と入力してGoogleで検索するとわかります。
検索結果に該当するホームページが表示されない場合は、まだインデックスされていないということです。
クローラビリティを向上させる6つの施策
クローラーがホームページ内を巡回しやすくすることは、SEO対策にもつながります。
下記の5つの施策を講じて、クローラビリティを向上させましょう。
1)Googleサーチコンソール からサイトマップを送信する
できあがったばかりのホームページをクロールしてもらうためには、Googleサーチコンソールのサイトマップ送信機能を使ってサイトマップを送信し、Googleにページの存在を伝えましょう。
2)URL検査機能を使ってインデックス登録をリクエストする
GoogleサーチコンソールのURL検査機能を使うと、インデックス登録をリクエストしてクロールを促すことができます。
3)外部サイトからのリンクを張る
クローラーはリンクから URLをみつけてホームページ内を巡回します。
外部のホームページからリンクを張られていると、そのリンクから自社のホームページを発見して巡回するようになります。
4)ディレクトリ構造を最適化する
内容が近いコンテンツを同一のディレクトリにまとめると、クローラーがコンテンツの情報を収集しやすくなります。
また階層が深いコンテンツはクローラーがたどりつかない場合があるので、重要なコンテンツは階層を浅くしましょう。
5)必ずどこかのページからリンクを張る
リンクがどこからも張られていないページは、クローラーがページを発見しにくいため、インデックスされにくくなります。
新しいページを作成した場合は、必ずサイト内のどこかのページからリンクを張るようにしましょう。
6)パンくずリストを設置する
パンくずリストとは、ユーザーがホームページ上のどこにいるのかを伝えるリンクです。
こうした道案内図を設置することで、ユーザーだけでなくクローラーも巡回しやすくなります。
Googleの検索結果に表示されない理由
新規で立ち上げたばかりで反映されていない場合は、今回紹介した6つの施策によってインデックスされるでしょう。
しかし、いつまでたっても検索結果に反映されない場合は、下記のような理由が考えられます。
Googleガイドライン違反によるペナルティを受けている
気付かぬうちに、下記のガイドラインに違反しているとペナルティ
を受けている可能性があります。
ガイドラインを確認して、問題を改善しましょう。
▼ウェブマスター向けガイドライン
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
クロールやインデックスを拒否する設定がされている
サイト内にクロールやインデックスを拒否する記述があると
検索結果には反映されません。
質の低い コンテンツと認識されている
良質なコンテンツを増やしてサイト自体の質を上げましょう。
クローラビリティを向上させると、ユーザーにとってもクローラーにとっても巡回しやすくなります。
またクロールしやすくなることで、SEO対策にもなり、ホームページを運営する企業にもメリットがあります。
ホームページを制作したのになかなか検索結果に表示されない方は、ぜひクローラビリティの改善に取り組んでくださいね。
【あきばれホームページ】のホームページ作成サービスでは、ビジネス用ホームページに必要な機能をすべてご用意しています。
これからホームページを制作を作ろうと考えている方は、ぜひご検討ください\(^^)√。
▼【あきばれホームページ】
https://www.akibare-hp.jp/