読者からのお便りコーナー
今週は、読者のお便りを2件ご紹介したいと思います。
まず1件目のお便りは、「IT活用力向上ニュースレター」をお申し込
み頂いたかたからのお便りです。
さっそくバックナンバーを読ませていただきました。値段の割に非
常にクォリティーの高い内容だと思います。
早く今勤めている会社の担当商品(ピアスのキャッチ)のホームページを作り
御社から提供されているノウハウを活用したいと願っております。
もっと早く御社を知っていれば今の高いネッコンサルタントと取
引しなくてよかったのにと思うと後悔しますね(笑)
(東京都 Iさん)
Iさん、お便りどうもありがとうございました。
お褒め頂いて、恐縮です。(^_^)
今後もお役に立てる情報を、たくさんご提供したいと思いますので、ご
期待下さいね。
インターネットコンサルタントの見分け方
さて、Iさんが苦労された「高いネッコンサルタント」に引っかから
ないポイントをお教えしましょう。
前にも一度書きましたが、良い「インターネットコンサルタント」を
見分けるポイントは、そコンサルタントに、
「あなたは、お客さん(クライアント)を、どうやって開拓してい
ますか?」
という質問をすることです。
この質問に、
「私は、インターネットで新規のお客さんを開拓していますよ」
と答えたら合格。
でも、
「お客さんの多くは、既存のお客さんからの紹介です。私のサービ
スに皆さん感謝されて、知りあいの人を色々と紹介してくれるんで
すよ。」
というような答えだったら、そコンサルタントは疑った方が良いと思
います。
社長さんがホームページを作る目的は、「インターネットを使った集客」
です。当然、ホームページをどう活用すれば、新規のお客さんを獲得で
きるかをアドバイスして欲しいわけです。
でも、自分自身がホームページでお客さんを開拓していないコンサルタ
ントが、あなたに的確なアドバイスをできるはずがありません。
実は、インターネットコンサルタントの多くは、「技術者」あがりです。
私も元「SE」でしたからよく分かるのですが、(^_^;
いわゆる「SE」と呼ばれるシステム技術者にとって、一番苦手なもの、
それが「営業活動」なのです。
多くのシステムベンダーでは、「技術者」は営業をしません。営業マン
に求められる資質と、技術者に求められる資質は異なるからです。その
ため、技術者の多くは、営業ノウハウをほとんど持ち合わせていないの
です。
ホームページでの営業も、実店舗の営業も、基本的には同じもの。そし
て実社会で営業をやったことのない「技術者」が、いきなりホームペー
ジで集客しようとしても、中々上手くは行かない訳です。
その結果、多くのインターネットコンサルタントは、「技術のコンサ
ルティング」は得意ですが、「集客のコンサルティング」には自信がな
い、という状況になってしまいます。
と言うわけで、良いインターネットコンサルタントを見分ける「一番簡
単なポイント」は、「ホームページで自社のお客さんを開拓しているコ
ンサルタント」を選ぶ、と言うことです。
是非是非、参考にしてくださいね。(^_^)
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さて今週は、もう一つ読者からのお便りをご紹介しましょう。
「できる社長のホームページ入門」をご購読いただいた方からのお便りです。
吉本様
いつも参考になるお話で大変刺激かつ勉強になります。
ひとつ質問ですが 我社もHPを持っているのですが、業種が画廊業
とあって、作品を少しでも多くの方に見ていただきたく、どうして
も画像が多いHPなんですが、やはり良くないのでしょうか?
現在(本日届きました)できる社長のHP入門を読んでる最中なので
すが、とても興味がある内容で、真剣に最後までよまさせていただ
きます。今後のHPのあり方について考えさせられそうです。
(愛知県 Kさん)
Kさん、お便りありがとうございます。
小冊子がお役たったようで、一生懸命執筆した甲斐がありました。(^^)
画像の利用について
さて本日は、Kさんのご質問に答える形で、ホームページにおける画像
の利用について考えてみましょう。
ひとつ質問ですが 我社もHPを持っているのですが、業種が画廊業
とあって、作品を少しでも多くの方に見ていただきたく、どうして
も画像が多いHPなんですが、やはり良くないのでしょうか?
このご質問の部分なのですが、このご質問にお答えする前に、
ホームページの目的は何でしょうか?
について考えてみてください。
ホームページの目的が、画像を見せること
であれば、たくさんの画像を掲載することは問題ないと思います。
ですが、ホームページの目的が、
画像の紹介を通じて絵を販売すること、
あるいは、画廊に来店してもらうこと
にあるのだったら、「たくさんの画像を掲載すること」が、必ずしも上
記の目的実現に直結するわけではありません。
例えば街中で、「絵の写真だけが何百枚も印刷されたチラシ」を渡され
たとします。
この写真だけのチラシを見て、画廊に行きたいとか、絵を購入したい、
とか思うでしょうか? 写真カタログのように、何十ページにも渡り、
延々と写真が印刷されていても、普通の人は画廊に行きたい、とは思わ
ないでしょう。
通常のチラシの場合、チラシを見た人に画廊に来店してもらうためには、
それなりの「仕掛け」をする必要があります。
例えばチラシの中で、「来店すれば、日本でここにしか置いてない絵画
が見れます」とか、「来店してくれたら、もれなく○○○○○を差し上
げます」といった、「エサ」を仕込む訳です。
チラシを見た人に、「来店するメリット」をアピールすることによって、
「この画廊は面白そうだから、ちょっと立ち寄ってみようかな」という
気持ちにさせる訳ですね。(^_^)
こうした「チラシのストーリー」において、「絵の写真」は補助的な役
割になります。あくまでも、来店に誘導する「エサ」(マーケティング
用語では「オファー」と言います)が、チラシを見た人に訴えかけるの
であって、決して「絵の写真」が来店を促すものではありません。
ホームページも同じです。
ホームページの画像は、あくまでも「ホームページのストーリー」を補
助するものです。画像を何百枚も掲載しても、決して来店にはつながり
ません。
まずは、ホームページの目的を考える。
↓
そしてその目的を実現するための、「エサ(オファー)」を、ホー
ムページ上に明記する。
↓
その「エサ(オファー)」を補完するために、効果的な画像を活用
する
というのが、最も効果的な画像の利用方法です。
繰り返しになりますが、画像は「手段」です。画像を見せることが目的
ではなく、ホームページの目的を実現するために、どんな画像を、どの
ように利用すればよいのか、それが腕の見せ所になって来ます。
こんな風に考えて、画像の利用方法を見直してみるのも良いかもしれま
せんね。(^_^)