今回は、前回に続き、成果を出せるホームページを作るために大切な「競合分析」について、解説していきたいと思います。
第2回目の今回は、実際にどのような観点で分析するか、具体的な分析の方法などを解説します。
どのような観点で分析するか
競合サイトは、大きくわけて下記の2つの観点で分析します。
- 集客
- ホームページの中身
ひとつめは「集客」の観点。ライバルサイトがどのような方法でサイトに人を連れてきているのか、検索順位はどうかなどを調査します。
ふたつめは「ホームページの中身」です。コンテンツの充実度やデザイン、機能性、ナビゲーションを含むサイトの使いやすさなどを総合的に評価します。
ライバルサイトはどのようにお客さんを集めているか
では、ひとつめの「集客」について見てみましょう。
ライバルサイトはどのようにお客さんを集めているか、どれぐらい訪問があるか、SEOはどうかといった集客の状況を分析することで、自サイトの集客に関する施策を立てたり、見直したりする際の参考にします。
具体的なチェックポイントは、以下のようなものです。
- アクセス数(訪問数)
- アクセス経路(検索、SNS、広告、他のサイトなど)
- どのようなキーワードでアクセスを集めているか
- 特定のキーワードで検索したときの順位
- SEO内部対策がされているか(titleタグやhタグなど)
- 他のサイトからどれぐらいリンクされているか
競合サイトのアクセス数やアクセス経路、キーワードなどの情報を見ると、自サイトとの優劣が判断できたり、自サイトが行っていないような集客方法を発見できたりなど、いろいろな気づきがあります。
また、上記のような情報を元に「SEOに力を入れているかどうか」もわかります。SEOに力を入れていて成功している競合サイトが多いキーワードは、上位表示をさせることが難しいです。そのため、狙うキーワードを変更する必要が出てくることもあります。
どうやって調べるの?
競合分析で1番知りたいのは、先に挙げたようなアクセス数やアクセス経路ではないでしょうか。
自分のサイトのアクセス数ならわかるけど、他のサイトのアクセス数なんてわからない!と思われるかもしれませんが、以下の調査ツールを使えば、「近似した数値」を知ることはできます。無料のツールでよく使われているのは、以下のものです。
▼SEOチェキ
http://seocheki.net/
▼SimilarWeb
https://www.similarweb.com/
どちらも無料で使えます。SimilarWebには有料版もありますが、とても高額なので無料版の使用のみで十分です。試しに気になるサイトの状況をチェックしてみてください。
ただ、正確な数値が分かるわけではないので、競合分析ではキーワードに関する施策分析がメインになってくるでしょう。
次回は、もうひとつの観点「ホームページの中身」についての分析について解説します。
なお、弊社の【あきばれホームページ】では、サイト作成前の競合分析を含めたWEBのプロが電話でアドバイスするホームページ作成サービスも提供しています。SEOもしっかりチェックを行っていますので、ご興味ある方は下記ページをご覧になってみてくださいね。
▼WEBのプロが電話でアドバイスするHP作成サービス
https://www.akibare-hp.jp/service/consulting/