今回は前回に続き、中小企業のホームページが上手くいかない原因と対策を考えていきます。
前回は、「ホームページが上手くいっていない状況」と「一番大きな原因である人材不足」について解説しました。
前回の記事
https://www.akibare-hp.jp/normal/cause-remedy1/
それでは続きを見ていきましょう。今回ご説明するのは、
1.人材不足
2.予算が確保できない
3.効果の予測や実感ができない
4.経営層の不勉強
のうち、原因2と原因3です。
原因2:予算が確保できない
中小企業では、広告や広報活動に充分な予算を充てることが難しい場合も多いです。
それでも、予算がなくてもホームページは必要だと思って費用を抑えて作ると、
・自作の素人っぽいホームページ
・情報の薄い1ページだけのホームページ
などになってしまい、かえってユーザーの信頼を損うケースもあります。
もちろん無駄なコストは省くべきですが、成果の出せる、信頼に足るホームページを作るには、ある程度の費用がかかります。
ホームページは今後の集客には必要になってくるものなので、社内の費用を一度見直して、ある程度ホームページに回すことも検討してみてはいかがでしょうか。
原因3:効果の予測や実感ができない
効果の予測や実感が難しいことも、中小企業のホームページ活用が進まない原因のひとつです。
大企業では、ホームページに限らず、広告活動は必ず、その効果を予測し、実際どうだったかを計測します。それによって予算を立てることもできます。
中小企業では、そこまで手を回すのは人材確保や予算の面で難しいこともあります。そのせいか、効果計測の習慣自体を持っていない企業も多いです。
効果の予測ができないと予算の確保も難しいですし、行なった取り組みに成果があったという実感や分析がないと、次への取り組みにつなげられません。
現在では、Googleアナリティクスなど、無料で導入できる効果計測のためのツールがいろいろ出ています。
各種ツールを使い、目標を立てて効果測定を行う習慣をつければ、トライ&エラーができるようになり、成果を出しやすくなります。
この効果測定は、WEB担当者のモチベーションや評価にもつながる重要なポイントです。
どのように分析していくかは、難しい側面もあるため、専門家にアドバイスをもらうのもよいでしょう。現状の分析からまず始めてみてはいかがでしょうか。
それでは次回も引き続き、「中小企業のホームページが上手くいかない原因と対策」をご紹介していきます。
次回ご紹介するのは、原因の4つ目です。ぜひお楽しみに。