今回は、「商品紹介」を充実させる方法について解説します。
「商品紹介」には、基本的な情報と特徴だけを載せてしまいがち
商品紹介ページに記載する内容というと、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
商品にもよりますが、
- 価格
- サイズ
- 容量
- 原材料
- パッケージや商品の写真
まずはこういった「仕様」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
これらは必須の情報ではありますが、それだけでは商品の魅力は伝わりません。
「仕様」から一歩進んで、商品の「特徴」も書いているところは多いでしょう。
たとえば「通気性抜群のシューズ」「南アルプスでくみ上げた天然水」などです。
「通気性抜群の」「南アルプスでくみ上げた」は「特徴」で、「仕様」だけ伝えるよりも一歩進んでいますが、商品の魅力を伝えるには、それでも足りません。
では、さらに商品紹介を充実させるにはどうしたらいいのでしょうか?
その商品を使うとどんないいことがあるかを書く
商品紹介のページでは、仕様や特徴だけをアピールしてしまいがちですが、「これを書くことでもっと売れる」というポイントがあります。
それは、
ということです。
いい性能のものができたとき、開発者や販売者としてはどうしてもその性能をアピールしたくなってしまいます。
というようなコピーはよく見かけますよね。
先ほどお話しした通り、「通気性抜群」は商品の特徴ですが、これでは今一歩足りません。
↓
「足が蒸れずに靴下がにおわない」
「お座敷にも気兼ねなく上がれる」
これが、「特徴があることで、購入者が得られるイイコト」です。
これなら、使っている人のメリットや利用シーンが具体的に思い浮かべやすくなります。
こんな風に考えて、商品紹介を作ってみましょう。
特徴があることで購入者が得られる「イイコト」を、ベネフィットと言います。
開発者にはもともと、「通気性抜群」にした理由があるはずです。
その理由こそが、購入者にとっての「イイコト」になるはずなのですが、それを忘れて、「通気性抜群」という特徴だけを語ってしまう。
そうなってしまうのは、自分では「よくわかっている」から、説明しなくてもわかるような感覚に囚われてしまっているからです。
実際は「説明しないとわからないものだ」と考えて、ベネフィットをしっかり目立たせるようにしてみてくださいね。
次回は、さらに「商品紹介を充実させる方法」を解説していきます。
お楽しみに。