本日は、7周年記念セミナーでも取り上げました、
「不況を勝ち抜くためにメルマガを活用しましょう」
というお話をさせていただきます。
加速する不況、モノを買わない消費者
新年を迎えてそろそろひと月が過ぎようとしていますが、景気回復の兆
しは一向に見えてきません。
政府や日銀の景気判断も総じて下方修正され、この状況は収束に向かう
どころか、「数ヵ月で好転することはありえない」(経財相)という暗
い見通しです。
この影響でいよいよ深刻になってきているのが、個人消費の伸び悩み。
先日も、こんなニュースがありました。
1月の「消費意欲指数」、同月では過去最低に
http://www.nikkei.co.jp/keiki/news/20090123d3k2300a23.html
この調査は、「モノを買いたい、サービスを利用したいという消費意欲
が最高の状態を100点とすると、来月は何点くらいか」というのを聞い
たものです。
その結果は「51.6点」。
1993年の調査開始以来、同月としては過去最低とのことで、「必要なも
のだけを厳選して買う傾向が強まっている」と分析しています。
このような状況ですから、商品やサービスの購入や申し込みを今すぐに
は決断せず、じっくりと検討する、というお客さんが今後ますます増え
てくることと思います。
メルマガで見込み客を育てる
実は、ホームページにアクセスして、すぐにサービス・商品を申し込ん
でくれる人は少数派。
ほとんどのお客さんは、一定の期間が過ぎてからでないと、申し込んで
くれません。
たとえば、弊社の【ブログdeホームページ】hp作成サービスの場合、サイトに
初めてアクセスしてから、サービスを申し込んでいただけるまでの期間
は次のような感じです。
・3日以内……………18%
・ ~10日以内……13%
・ ~1ヶ月以内……21%
・1ヶ月以上…………48%
・ 内、3ヶ月以上…20%
このように、1ヶ月以上もたってからお申込みいただく方が、全体の約
半分、そして3ヶ月以上先になる方が20%という状況です。
さて、今すぐには買わないけれど、御社の商品やサービスに関心があり、
今後購入や申し込みの可能性があるお客さまの候補を「見込み客」と呼
びます。
そして、この「見込み客」を、将来、御社のお客さんになってもらえる
ように育てる仕組みのことを、「見込み客フォロー」と呼びます。
先ほどの数値で、1ヶ月以上経過してからお申込みいただく方が、約5
割でした。そして、3ヶ月以上かかる人が2割もいます。
こういう方々が、なぜ1ヶ月以上もしてからお申込みいただけたのかと
いうと、ホームページにアクセスした「見込み客」の方々に、「メール
マガジン」を使った「見込み客フォロー」を続けた結果なのです。
こうした見込み客フォローを行わないと、こんなにも多くの人が、1ヶ
月以上もたってから申し込んでくれる、ということはなかったと思いま
す。
メルマガからホームページへ誘導
さて、「見込み客フォロー」に有効なこの「メールマガジン」について、
ホームページと比較しながらもう少し考えてみましょう。
ホームページは「Pull(プル)型」のツールで、
アクセスしてくれるのを待っているしかない
受け身のツールです。
これに対して、メルマガは「Push(プッシュ)型」のツールで、
こちらから見込み客のパソコンに「押しかけて」行く
ことができます。
ただ、メルマガは文字中心で提供できる情報に限りがありますし、写真
は載せられません。
それに、あまり商売っ気が強すぎたり長すぎたりすると、読んでもらえ
ない、ということもあるでしょう。
いっぽう、ホームページには提供する情報量の制限がありませんし、商
品の写真も自由に掲載できます。
したがって、メルマガの目的を
・ホームページへの誘導
に置いた上で、
・メルマガでは役立つ情報提供と最小限の商品紹介
・ホームページでは豊富で分かりやすい商品情報
というように両者を組み合わせるのがおすすめです。
つまり、メルマガで見込み客のところを訪問し、役立つ情報提供と少し
控え目な商品のご案内をしてから、興味のある人をホームページにお連
れする、というイメージです。
景気回復時には大飛躍が可能
このように、ホームページのコンテンツを充実させた上で、メルマガの
読者をホームページへ誘導するという、ホームページ+メルマガの組み
合わせが、インターネットでは最も成果の出やすい方法です。
不況は今後さらに深刻化する見通しですが、景気が好転したときのため
に、「今やれること」をやっておきましょう。
そして、そのために有効なのが、本日お話しした、
・メルマガの活用による見込み客フォロー
です。
ライバルがこの方法をとっていなければ、後で独り勝ちすることも可能
です。
みなさんもぜひメルマガを活用して、景気が回復したときに大飛躍を遂
げられるよう、がんばりましょう!(^o^)/