本メールレターの冒頭部分で、弊社サイトの一部コンテンツを
キーワードごとにカテゴリを独立させた
というご報告をしました。
これと同様のケースで、最近、【ブログdeホームページ】をご利用の会
員さんの中でも、2つ目、3つ目のホームページを立ち上げるケースが
増えています。
そこで今回は、「複数のホームページ」を立ち上げるケースにはどんな
ものがあるか、整理してみましょう。
【1】商品別にホームページを立ち上げる
まずは、本体のホームページとは別に、
・取り扱い商品別
・ブランド別
・サービス別
などそれぞれに、専用のホームページを立ち上げるケースで、一つの企
業で複数の商品やサービスを取り扱っている場合におすすめの方法です。
このケースの最大のメリットは、
狙ったキーワードごとにホームページを分け、SEOの効果を高め
ることができる
という点。
このケースにあたる事例は、下記のような場合です。
例1)さまざまな公共工事や住宅建設を手がけている建設会社が、
「マンション建設」に特化したホームページを、本体ホーム
ページとは別に立ち上げる。
例2)多くのサービスを提供している行政書士事務所が、得意分野
の「遺言書作成」と「相続手続き」を別々のホームページに
分ける。
従来から、大手企業では、本体ホームページとは別に商品別のホームペー
ジを立ち上げる、というケースは珍しくありませんでした。
しかし、HP作成料金を低価格で、自社で更新できる「ビジネスブログ」の
ようなhp作成ツールが身近になった現在では、中小企業でも
このようなホームページ活用をするケースはごく一般的になりつつあります。
【2】目的別にホームページを立ち上げる
これも、本体のホームページとは別に、
・既存顧客用の「よくあるご質問(FAQ)」
・新卒学生用の「採用情報」
・更新が頻繁に発生する「物件情報」
などのコンテンツを、その「目的別」に専用ホームページとして独立さ
せるというケースです。
このケースのメリットは、
・ホームページの目的がアクセス者にわかりやすい
・その部署の担当者が直接ホームページを更新できる
という点。
たとえば、リクルートを担当している人事部門の担当者などが直接ホー
ムページを更新することにより、採用対象者へ自社の魅力やメリットを
最大限にアピールするホームページを作ることができます。
このケースも、近年中小企業のホームページでよく見かけるようになっ
てきました。
【3】支店別、店舗別、FC加盟店別のホームページを作る
このケースは、本社やFC本部などの総合的なホームページがすでに用
意されている場合に、
・各支店、店舗、加盟店用のホームページ
を独自に立ち上げる、というものです。
本社のホームページだけしかないと、支店独自のネット活用にはどうし
ても限界があります。
たとえば、支店独自の営業キャンペーンの情報を本社ホームページに掲
載しようと思っても、更新は本社の人間しかできなかったり、掲載内容
一つとっても稟議を通さなくてはならなかったりと、さまざまな制約が
あるため、簡単にはいかないケースが少なくありません。
でも支店が独自のホームページを立ち上げれば、支店独自のホームペー
ジ活用の道が開けます。
支店独自のホームページを「現場の担当者」が存分に活用することで、
素晴らしい成果を上げることが可能となるのです。
このように、現在では
・1企業1ホームページ
に限らず、複数のホームページを立ち上げることによって、新たなホー
ムページ活用の道が開けるのです。
今ひとつホームページが活用できていない、とお感じの経営者の方は、
ぜひこのような方法を検討してみてくださいね。\(^^)√