Twitterのウィジェットが使えなくなる?
皆さんの中には、ホームページやブログにTwitter(ツイッター)のタイムラインを表示させている方も多いと思います。
Twitterが提供する公式の「ウィジェット」の提供が2013年3月5日で終了となり、以降、旧仕様のウィジェットを使っていると、順次ツイートが表示されなくなります。
「Join the conversation ウィジェット」提供終了のお知らせ
(Twitter公式ブログ)
今回は、その概要と具体的な対処方法をお話ししましょう。
ウィジェットとは?
この場合のウィジェットとは、ブログのサイドバーなどに貼り付ける「ブログパーツ」のこと。プログラミングなどの専門知識がなくても、便利なプログラムをブログやホームページに設置することができます。
今回提供終了となる「Join the conversation ウィジェット」も、Twitterの公式サイト上で、必要事項を入力すれば簡単に作成できました。
具体的には以下のようなもので、右下に「Join the conversation」と入っているのが目印です。
上は、弊社代表・吉本のツイッターを表示するウィジェットです。このようなウィジェットは、数多くのブログやホームページで使用されていますので、皆さんもどこかで目にしたことがあるでしょう。
今後は、これを「埋め込みタイムライン」というものに変更する必要があります。
ただし、3月5日限りで表示されなくなる、というわけではなく、周知期間ということでしばらくの間はまだ表示されるようです。
今回の変更は、ウィジェットにツイートを表示させている「API」(Application Program Interface)と呼ばれるプログラムを、Twitter側が新しくするためのもの。
従来のウィジェットは旧APIを使用しているので、新APIに移行後は使用できなくなるというわけです。
いずれにせよ、旧仕様のウィジェットをホームページやブログに設置している場合は、なるべく早く、新仕様のものに変更する必要があります。
すでに「埋め込みタイムライン」は提供が開始されていますので、さっそく設置してみましょう。
「埋め込みタイムライン」の設置方法
- ご自身のTwitterアカウントにログインした状態で、ウィジェットの設定ページへ移動。
- 右上の[新規作成]ボタンをクリック
- 「ユーザーウィジェットの設定」画面で、タイムラインソースを選択
- タイムライン
- 自分のつぶやきを表示できます。
- お気に入り
- お気に入りに登録したつぶやきを表示できます。
- リスト
- ご自身で作成したリストのつぶやきを表示できます。ただし、非公開のリストは選択できません。
- 検索
- 任意のキーワードやハッシュタグ(#で始まる文字列)で抽出したつぶやきを表示できます。
- 「オプション」欄に、必要事項を入力または選択
- テーマは明るい、暗い、の二種類
- ドメインは、設置するホームページやブログのドメインを記入
- [ウィジェットを作成]ボタンをクリック
- 生成されたコードをコピー
- ご自身のホームページやブログに貼り付け
なお、横幅を設定する箇所がありませんが、幅は基本的に自動で調整されるようです。さらに、HTMLの記述を変更すれば、任意に設定することも可能です(横幅は最小220px~最大520px、高さは最小350px)。
また、作成したウィジェット(埋め込みタイムライン)は、ウィジェットの画面で一覧でき、不要なものの削除等ができます。
ただし、この画面でウィジェットの削除をすると、設置したホームページやブログからも削除されますので注意してください。
公式の解説ページはこちらです。
以上、Twitterが提供する新しいウィジェットについてお話ししました。
すぐに見えなくなるわけではないようですが、なるべく早めの対応をおすすめします。