タイトルのつけ方次第で順位が下がる?
今回のご相談
Googleが行なっているアルゴリズム変更に関連して、記事のタイトルが似ているとよくない、と聞きました。
ただ、どこをどうなおしたらよいかわかりませんので、具体的に教えていただけないでしょうか。
ご回答
会員さまのご質問にあるとおり、同じタイトルや似たタイトルなど、タイトルのつけ方次第で、Googleに評価を下げられてしまう可能性があります。
これは、Googleが2012年より開始した「パンダアップデート」と呼ばれるアルゴリズム変更に関連しています。
パンダアップデートは、
内容がお粗末なホームページの撲滅
がおもな目的で、影響を受ける例としては、
- ホームページ内に同じ内容のページが複数存在する。
- 他のホームページのコンテンツをコピーして使っている。
- 文書も写真も入っていないカラのページが多い。
といったものがあります。
これに伴い、タイトルが似ていると、同じ内容のページが複数存在していると判断されてしまう可能性があるのです。
とくに重複しやすいのは、「お客さまの声」や「施工事例」といったページのタイトルです。
具体的は、下記のようなページタイトルが多くなってしまいます。
例)お客さまの声
東京都 M.E様から頂いたご感想
東京都 M.F様から頂いたご感想です♪
東京都 M.K様から頂いたご感想
東京都 M.K様から頂いたご感想
例)施工事例
施工事例1 東京都 M.E邸
施工事例2 東京都 M.F邸
施工事例3 東京都 M.K邸
こうして並べてみると、違いがよくわかりませんよね。
このように、似ているタイトルや内容が複数あると、すべての記事の評価が下げられてしまう可能性があります。
そこで、各ページの内容をタイトルにきちんと含め、違いを出すように工夫しましょう。
具体的には、以下の例を参考にしてページタイトルをつけてみてください。
例)お客さまの声
東京都練馬区 M.E様「大満足です!!友人にも宣伝しておきます」
東京都杉並区 M.F様「お陰さまで一生の思い出の品になりました」
東京都渋谷区 T.N様「予想を上回る出来栄えでした!」
東京都立川市 H.T様「紹介した友人も大満足」
例)施工事例
施工事例1 東京都練馬区 M.E邸「お子さまの成長にあわせて子ども部屋をリフォーム」
施工事例2 東京都杉並区 M.F邸「段差を解消してバリアフリー住宅に」
施工事例3 東京都渋谷区 T.N邸「お客さまの理想を現実のものに」
施工事例4 東京都立川市 H.T邸「狭くても開放感あふれる住宅」
このように、そのページの内容をきちんと含めると、タイトルにもはっきりと違いが出ることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
なお、パンダアップデートは昨年の7月から数回にわたって実施され、今後も継続的に行われる予定です。
この先も重複コンテンツに対する評価は厳しくなっていくと思いますので、タイトルのつけ方には十分注意しましょう。
タイトルが似ているページが多い、という場合は、できるだけ早く改善しましょう。