作ったホームページを上位に表示させるには?
ホームページを検索エンジンで上位表示させる方法は、大きく分けて「自然検索」と「広告」の2つあります。
ホームページから集客するには、まず、ホームページを見つけてもらわないといけないので、ホーページを上位に表示させるのはとても重要です。
そこでこの記事では、ホームページを上位表示させる2つの方法についてみていきたいと思います。
上位表示って何位にいれば良いの?
ホームページを上位に表示させると言っても、具体的には、「自然検索」で何位にいれば良いのでしょうか?
基本的に大体10位くらいまでが、検索結果の1ページ目に表示されます。そのため、ホームページを見つけてもらうには、トップ10位以内が一つの目安です。
ただ、10位以内に表示されたからと言って、安心はできません。順位が1つ下がるごとに、クリック率はがくんと大きく下がってしまいます。
少し古いデータですが、下記は海外SEO情報ブログから引用したデータです。
4位になると、CTRは10%を切ってしまいます。10位は3%もありません。このことから1ページ目に表示されても、10位ではあまりSEOの効果は感じられないと言えるでしょう。
理想は3位以内を目指していきたいところです。
「自然検索」で上位表示させる方法
自然検索で、検索結果の上位に表示させるための対策は「SEO」と呼ばれます。
SEOは広告のようにお金がかかることはないので、まずは自然検索からの流入を増やすことを考えましょう。
自然検索の流入を増やすには、「キーワード」の設定が重要です。
各ページには、それぞれ「キーワード」が設定されているはずです。
たとえば、「離婚問題」を扱っていて、新宿に事務所がある弁護士事務所の場合、
「離婚問題 弁護士」がキーワードの一つとして考えられます。
この上位表示を狙っているキーワードから、ホームページへの流入があるかどうかをGoogleアナリティクスで確認しましょう。
- 流入が十分にある場合
- 流入が多いが、新規セッションが低い場合
- 流入が少ない場合
上位表示がきちんと効果的に働いています。そのままその順位を維持できるように対策を続けましょう。
新規セッションが低い場合は、そのキーワードで流入しているユーザーはリピーターだと考えられます。流入は多くても、新規顧客となりうるユーザーをホームページへ呼び込めていない状態です。
ホームページへの新規セッションを増やすため、別のキーワードでも上位表示を狙う必要があります。
SEOがうまく機能していません。原因としては、そのキーワードで競合が強すぎたり、そもそもキーワードの検索回数が少なかったり、などさまざまなことが考えられます。
SEOがうまくいっていない原因を突き止め、それに合った施策改善が必要です。場合によっては、キーワードを変更する必要も出てきます。
「広告」で上位表示させる方法
広告はいろいろな種類がありますが、最もベーシックなのはキーワード広告(リスティング広告)でしょう。
GoogleアドワーズやYahoo!プロモーションなどのアカウントがあれば、配信できます。
SEOと同じで、まずはキーワードを設定するところから。その後、広告文を作成し、入札価格を決めて配信します。
広告なので、下記の図のように、自然検索結果よりも上に表示されます。
ただ1ページ目の上位に表示されるのは、5つ前後です。
広告が並ぶ中でも、できるだけ上位に表示できるよう、
- キーワードの選定
- マッチタイプ(検索方式) 部分一致・完全一致・フレーズ一致など
- 入札単価
- ランディングページの内容(広告から最初に着地するページ)
- 広告文
などの細かい調整をしていきましょう。
広告の管理画面、Googleアナリティクスの数値を日々見ながら検討することが大切です。
まとめ
- ホームページを上位表示させる方法は、おもに「自然検索」と「広告」の2つ
- 最低でも検索結果10位以内に入ること。理想は3位以内
- 自然検索で上位にあげるには、SEO対策が必須
- 自然検索も広告も、キーワードの選定が重要
- Googleアナリティクスの数値をヒントに、施策の改善をしていこう