士業サイトに適したホームページデザインとは?
ホームページのデザインは、ホームページからの反応を左右する、とても重要なポイント。過度に格好よくする必要はないですが、いかにも素人が趣味で作ったようなデザインでは、「あれ、ここ、大丈夫かな?」と不安を与えかねません。
ホームページを見て、ここに頼んで大丈夫か、信頼できるところかを判断する人はたくさんいます。ホームページは、士業にとって、大切な営業ツールです。先生の魅力を伝える情報発信のツールでもあります。
ホームページのデザインは、先生の事務所と先生ご自身のイメージを決定づけると言っても過言ではありません。そうしたサイトが不安感をあおるようなデザインでは、せっかくのお客さまを逃がしてしまうことにも!
反応のとれるホームページにするために、とても重要なホームページデザイン。
この記事では、士業のホームページに適した、ホームページデザインをご紹介します!
業界により、適したデザインは違う!
ホームページのデザインは、豊富にあります。最近では、最先端技術を駆使し、動きのあるホームページも多く見かけるようになりました。
しかし、最適なホームページのデザインは業界によって違います。たとえば、下記のサイトをご覧ください。
▼WEBデザイン集
http://bm.wonderboxstudio.com/
サイトの下部、業種ごとにカテゴリーが分かれているのをお分かりいただけるでしょうか? こうして分かれているのは、業種によって適したデザインが異なるからです。
一つ例を挙げると、WEB制作会社なら、「こんなにきれいなサイトを作れますよ」とホームページ上でアピールすることが大切。デザインやサイト構築に使っている技術が、そのままその会社の宣伝になります。そのため、WEB制作会社のカテゴリーをのぞいてみると、非常にスタイリッシュなものが揃っています。マウスオーバーで動きが出るなど、さまざまな技術も駆使しています。
しかし士業のホームページの場合、ここまでスタイリッシュなものは必要ありません。なぜなら、ホームページで伝えたいメッセージが「Web制作会社」とは違うからです。
士業のホームページで伝えたいのは、「信頼感」
士業のホームページで一番ユーザーに伝えたいのは、「信頼感」です。
「ここなら信頼できそう!」
「安心して頼める!」
そう思ってもらうことが重要です。ユーザーは、先生が自分の悩みや問題を解決してくれそうかを判断するため、ホームページを見に来ます。場合によっては親しい人にも言い難い「悩み」や「問題」をたくすことになるので、「信頼できる人に頼みたい」と思うのが信条。裏を返せば、信頼できない人にはとても頼めません……。
その観点から、士業のホームページで伝えるべきは、「信頼感」!
格好良いサイトは見栄えも良く魅力的ですが、必要以上に着飾ってしまうと、むしろ軽薄な印象を与えかねません。
士業のホームページデザインは、落ち着いた、信頼性のあるものを選ぶのが正解です。
「落ち着いた」「信頼性」の出る、サイトカラー
ホームページデザインの与える印象は、使う色によって、大きく変わります。サイトカラーも十分考えて決定しましょう。
たとえば、事務所の紹介サイトなのにピンク色だったら……。
とても違和感を感じるのではないかと思います。ピンクは、どちらかと言えば、美容やエステの関連サイトなどを想起する色です。事務所紹介を想起させるのは、やはり青色。青は士業にとって相性の良い色で、よく使われています。
そのように、実は、色自体にはイメージがあります。青は「信用」「信頼」を表す色。「信頼性」をアピールしたい士業サイトには、最も適した色だと言えます。
ただ、士業サイトをすべて青にすれば良いのかと言えば、そうでもありません。サイトを見て「安心」してもらいたいのであれば、「緑」が適切。青だと「信頼性」のアピールには向いている反面、クールな印象を与えがちで、「近寄りがたい」というイメージをもたれることもあります。
また、「起業相談」や「会社設立」のサイトの場合、クールダウンさせる青よりも、「高揚感」や「スピード感」を表す「赤」の方が良い可能性もあります。
ユーザーにイメージしてもらいたいこと、ユーザーが求めていることを想定し、デザインや色味を戦略的に考えるようにしてくださいね。
ユーザーが迷わないデザイン設計に!
ホームページは、ユーザーがサイト内で迷わず行動できるデザインにする必要があります。
たとえば、ユーザーが知りたい「料金」のページや「サービス内容」に、迷わず辿りつけるデザイン設計にすることが大切です。そのため、該当ページに移動しやすくするために、リンクを目立たせましょう。
目立たせるには、目立つ位置に配置したり、周囲の色とは全く違う色を使って表現したり、などさまざまな工夫が考えられます。
また、お問合せをしていただくため、「電話番号」や「お問合せフォーム」なども、どのページにいても目に留まる配置にするのが大切です。
この記事のまとめ
- 業種ごとに、適したホームページデザインは違う!
- 士業のホームページで、最も伝えたいメッセージは「信頼感」
- 色には、その色が持つイメージがあります。ホームページの目的に合わせたサイトカラーを選びましょう
- ユーザーが迷わない、目的のものに移動しやすい、デザイン設計を!