目指せ、3位以内!選んだSEOキーワードの効果的な使い方(1)
SEO(検索結果でホームページを上位表示させる対策)を成功させるには、キーワード選びが重要なのは、すでにご存じのことと思います。
(※SEOキーワードの選び方は、こちらの記事「士業向けのSEOキーワード選定法」をご覧ください。)
では、このせっかく選んだキーワード。一体どのように使えば、SEOをする上でより効果的に働くのでしょうか?
以下から、SEOを成功させるキーワードの使い方をご紹介します。SEOで3位以内の表示を目指しましょう!
キーワードの使いどころ
選んだキーワードの使いどころは、主に以下の4つです。
- ページタイトル
- ディスクリプション
- ページの本文
- アンカーリンク
この4つについて、次から詳しく見ていきます。
1.ページタイトル
選んだキーワードは、まずページタイトルに入れましょう。
タイトルは、HTMLで言えば~の「~」の部分に設定する文章のことです。ページタイトルを設定すると、検索結果の赤枠部分に表示されます。
検索したワードと重なる部分は、太字で表示されるため、キーワードをタイトルに含めると検索結果で視覚的に目立つのでおすすめです。
たとえば、「行政書士 新宿」というキーワードで上位表示を狙うなら、ホームページのタイトルは、「パレナ行政書士事務所」ではなく、「新宿のパレナ行政事務所」とする方がSEO上は有利です。
GoogleやYahooなどの検索エンジンは、各ページのタイトルを見て、そのページが何について書かれているページなのかを判断しています。
つまり、「行政書士 新宿」という狙っているキーワードがページタイトルに含まれていると、GoogleやYahooは、「新宿にある行政書士事務所」についてのページと判断。
該当ワードで検索されたときに、上位表示される可能性が高まります。
2.ディスクリプション
次に、選んだキーワードはディスクリプションにも入れましょう。できるだけ前の方に、1~2回含めるように書くのがおすすめです。
ディスクリプションは、検索結果の以下の赤枠部分に表示されることが多いです。
タイトルと同様、検索したワードが含まれているとそのワードは太字になり、視覚的に目立ちます。
※上図では、「士業 独立成功」で検索したため、ディスクリプションに入っている「独立」「成功」のワードが太字表示されています。
3.ページ本文に入れる
ページ本文、つまりコンテンツの内容にもキーワードを入れましょう。
「離婚問題 弁護士」というワードを設定したなら、「離婚問題」「弁護士」のワードを使ってコンテンツを作成しましょう。
狙っているキーワードに合ったコンテンツを作成するので、変に意識しなくても基本的には、自然とキーワードは含まれるはずです。以前は「3~5%キーワードを含めましょう」と言われていましたが、現在のSEOではそこまで神経質にパーセンテージは気にしなくて大丈夫です。
それよりも、「読んでいて不自然ではない日本語」を意識して、キーワードを入れていきましょう。最近のSEOは、お客様にとって「いい内容」「役に立つ内容」のコンテンツが上位表示されるようになっています。コンテンツを読むのはお客様なので、お客様が分かりやすい文章を書くことが最優先です。
4.アンカーリンク
アンカーリンクとは、リンクに設定されたテキストのことです。基本的に「青字」で表示されます。たとえば、以下の図の赤枠内のテキストがアンカーリンクです。
アンカーテキストは、リンク先のページの内容を伝える役割を持っています。検索エンジンに飛び先のページがどのような内容なのかを伝えているのです。
つまり、「次の記事はこちら」「ここをクリック」といった内容では、アンカーテキストとしての役割を果たせていません。飛び先ページの内容について、アンカーテキストからは全く想像ができないからです。
アンカーテキストは、
- 「士業の独立成功についてはこちら」 (キーワード:士業、独立成功)
- 「弁護士が解決する、相続問題の記事はこちら」 (キーワード:弁護士、相続問題)
など、飛び先が上位表示を狙っている「キーワード」を含めて作成することが重要です。
そうすると検索エンジンが、飛び先のページの内容を理解できます。正確な評価をしてもらいやすくなるため、上位表示される可能性も高くなります。
まとめ
- SEOのために選んだキーワードを効果的に使おう
- SEOを成功させるには、キーワードを「ページタイトル」「ディスクリプション」「ページの本文」「アンカーリンク」に含めることが大切
- 検索エンジンは、「ページタイトル」「ディスクリプション」「ページの本文」「アンカーリンク」などに含まれたキーワードから、コンテンツの内容を判断している
- キーワードを含めるのは大切だが、不自然な日本語にならないよう気を付けること。キーワードの詰め込み過ぎは逆効果