優秀だと思ってもらうには
このページでは、お客さんにホームページで「この先生は優秀だ」と思ってもらう方法についてお話ししてみます。
優秀だと思ってもらうポイント
続いて、もう一つの重要事項である、ホームページで、「この先生は優秀だ」と思ってもらうポイントについて考えてみましょう。
士業やコンサルタントのホームページは、残念ながら「この先生は仕事できるのかな?」と思われてしまうようなものが少なくありません。
当然、「この先生は優秀そうだ」と思ってもらえなければ、問合せの電話はかかってこないわけですから、この問題を克服するために、次のようなことを心がけてください。
(1)専門家としてのアドバイス情報
あなたの「優秀さ」を伝えるためにおすすめなのが、プロとしてのアドバイスコンテンツです。
どの先生も、客先で話す際に、お客さんが「へえ~、そうなんですか!」と膝を打つようなネタをお持ちだと思います。こうした情報をコンテンツとして提供しましょう。
そのコンテンツを読んだ人が、「この先生は詳しいな~。一度、この人のお話を聞いてみたい」と思ってくれれば、あなたの実力が充分アピールできたことになります。
単にサービス紹介を並べるだけではなく、ホームページの8割くらいのコンテンツを、プロとしてのアドバイス情報にすることをおすすめします。サービスの紹介は「おまけ程度」に控えめに掲載し、サービスを売り込むのではなく、自分の実力を知ってもらうことに注力しましょう。
(2)読みたくなるホームページ
ただし忘れてならないのは、そのアドバイスコンテンツをアクセスしてもらった人に読んでもらえなければ意味がない、という点です。いくら詳しいコンテンツであっても、アクセス者に読んでもらえなければ、何の役にも立ちません。
よくある失敗は、「自分が話したい情報」を一生懸命ホームページにアップするものの、お客さんはちっともその情報を読みたいとは思っていない、というケースです。あなたが「話したい情報」ではなく、お客さんが「読みたい情報」をコンテンツとして提供しないと、お客さんは決して読んでくれません。
税理士さんのホームページでは、「税制改正ニュース」を提供していることがよくあります。
しかし、税制改正のニュースというのは、税理士の先生には重要かもしれませんが、一般の経営者はほとんど興味を持ちません。お客さんが知りたいのは、税制改正の内容ではなく、その改正で「自分が支払う税金」がどうなるのか、その一点です。
このように、お客さんには喜ばれるコンテンツを提供しなければ、読んではもらえないのです。
(3)客先で話している内容を掲載する
とは言っても、お客さんが「知りたい情報」って何だろう、という方も少なくないと思います。
そういう方は、あなたがお客さんの前で話している内容を考えてみましょう。
税理士の先生が顧問先の社長さんの前で、税制改正の条文を一行一行解説したりはしないでしょう。そんな話をしても、社長さんは絶対喜びませんから。
そうではなくて、「税制が変わったから、今期はこの経費を抑えた方が良いですよ」とか、「この資産を購入しておけば、節税になりますよ」とか、そういう話をしているはずです。もしそうなら、その話をホームページで提供すれば良いというわけです。
(4)その他の方法
さて、このような「お客さんが知りたい専門家としてアドバイス情報」をコンテンツとしてホームページに掲載するほかに、あなたの優秀さをアピールする方法としては次の方法が一般的です。
- ガイドブックのプレゼント
- 紙での情報提供
- メールマガジンの配信
- 電子メールでの情報提供
- 著書の紹介
- 紙での情報提供
- セミナーへの集客
- セミナーでの情報提供
- CD/ビデオの販売
- 音声や映像での情報提供
これらの方法はいずれも、お客さんが知りたい専門家としての情報を、ホームページコンテンツ以外の手段で提供するツールです。どのツールが一番よいということはありませんので、先生のご事情にあわせてツールを選べばよいでしょう。
そしてホームページで、こうしたツールを紹介しましょう。ホームページで先ほどのコンテンツを提供しながら、あわせて各ツールの紹介ページへ誘導するのです。