これだけはおさえておきたい!司法書士のホームページに必要な3つのコンテンツ
司法書士がホームページで集客するなら、個人向けの業務をメインにするのがおすすめです。
なぜなら個人向け業務の業務内容は、ホームページ上でも伝えやすいからです。
でも当然のことながら、ただ作っただけでは集客できません。集客できるホームページのポイントは、
- 悩みを解決してくれるか
- 信頼できるか
です。それを上手く伝えられているホームページは集客効果が高いです。
なぜなら個人のお客様は、相続や債務整理など具体的に発生した「悩み」を解決してくれるかどうかを、ホームページで見ているから。
また、先生が信頼できるかどうかも見ています。
たとえば、「悩みを解決できる」ことを伝えるために、各業務の手続き内容を、具体的にイメージできるようにホームページに掲載してみましょう。受任は増えるはずです。
なぜなら、相続に関する手続きや、債務整理に関する手続きなどについて、具体的なイメージが湧けば、お客様は「解決してもらえそう」と感じられるからです。
このことからもお分かりいただけるように、ホームページはその内容やコンテンツが非常に重要。とくに集客できる司法書士のホームページには、必要なコンテンツが最低でも3つあります。
そこでこの記事では、司法書士が問合せ・受任につなげるために、「これだけはおさえておきたい3つのコンテンツ」をご紹介します。
1.信頼感を与えるコンテンツ
まず用意したいのが、信頼感を与えるコンテンツです。
なぜなら先生に業務を依頼される方は、悩みを抱えている方がほとんどだから。依頼者が抱えている「悩み」は、司法書士の先生にとっては日常茶飯事のことでも、依頼者にとっては「特別」な「非日常的」なことです。とても不安を抱えています。
この不安は、先生を信頼することで和らぎます。この先生なら解決してくれそうだ、と安心してもらえば良いのです。
つまり、ホームページから信頼感を持ってもらうことが、受任や問合せにつなげるための最も重要なポイントに。
ホームページで信頼感を伝えるなら、トップページが最適です。一番見られるページなので、そこで信頼感をアピールしましょう。文章だけでなく、ビジュアルで伝えることも重要です。最初に目に入るビジュアルで、良い印象を与えられるかどうかが勝負になります。
信頼感をビジュアルでアピールする最もオーソドックスな方法は、「先生ご自身の笑顔の写真」を掲載することです。できればプロに撮影してもらった写真を掲載してください。写真はホームページの印象を大きく左右するので、予算が許す限り良い写真を用意しましょう。
依頼者が悩んでいるので、できるだけポジティブなイメージを伝えられる写真にすることがポイントです。
2.不安を取り除くコンテンツ
インターネット上から問合せをするのは、行動をリアルの世界で起こすことになるため、想像するよりも依頼者には大きな心理的負担がかかっています。
この心理的な負担を取り払って、行動を起こすのはとても大変なこと。たとえ悩んでいても、それを解決したいと思っていても、何かを変えるために行動を起こすのは、とても不安です。
ホームページから受任するには、その不安を取り除くためのコンテンツを用意するのが重要です。では、不安を取り除くコンテンツとは、どういったコンテンツでしょう?
依頼者は、抱えている悩みが「すぐ解決」されることを望んでいます。だからこそ、「悩み」が「解決された後のイメージ」ができるコンテンツが、ホームページ上では必要です。
「解決後のイメージ」が具体的に分かれば、「解決できる」気がしてきます。解決後の姿が魅力的であればあるほど、心理的な大きな負担・不安を乗り越えやすいです。何も分からない状態よりも問合せの行動はぐっとお越しやすくなります。
また、「解決するまでの流れ」も重要。問い合わせた後、どのように「解決」まで進んでいくのか、依頼者がイメージできるよう明示しましょう。
3.専門家に頼むメリットが分かるコンテンツ
ここは非常に重要なポイントです。
なぜ先生に頼まなくてはいけないのか、先生に頼むとどんなメリットがあるのか、を分かりやすく伝えましょう。
1、2のポイントが「感情」に訴えるコンテンツなら、3つめのポイントは「理性・論理」のコンテンツです。
依頼者は信頼感を与えてもらったり、不安を取り除いてもらったりすることで、「感情によるハードル」を乗り越えます。この状態は、問合せまであと一歩です。
最後に行動の一押しをするのは、「理性・論理によるハードル」を取り除くこと。
今の悩みが解決できるとしても、「専門家に頼まなければいけない理由」を伝えられなければ、問合せにはなかなかつなげられません。
そこで、司法書士の先生に頼むメリットを伝えることが大切になるのです。
司法書士の業務範囲は、仮に依頼者自身ができたとしても、手続が煩雑で理解するのが難しく、時間もかかります。さらにミスがあったときの不利益はとても大きいです。
そういったことを正確に伝えるコンテンツを作成しましょう。「当事務所の頼むメリット」など分かりやすいタイトルを付けて作成するのもおすすめです。
まとめ
- 司法書士がホームページから集客するなら、個人向け業務がおすすめ
- ホームページでは、「解決できそう」「信頼できそう」を伝えることが重要
- ホームページから問合せをしてもらうために、「信頼感を与えるコンテンツ」「不安を取り除くコンテンツ」「専門家に頼むメリットを伝えるコンテンツ」の3つを用意しよう