お問合せを増やすホームページの作成手順~情報編~
士業の集客に、ホームページは必須!
そう分かってはいるけど、いざ作ろうと思っても、
「作り方が分からない」
「どんなコンテンツを置けばいいのか分からない」
と迷ってしまう先生も多いはず。また、
「ホームページは作ったけど、お問合せがない・・・・・・」
という先生も少なくありません。
そこで、これからホームページを作ろうという先生、お問合せを増やせるホームページを作りたいという先生に向け、ホームページの作成手順をご紹介します。
この手順に沿って作れば、ホームページに慣れていなくても、お問合せを増やせるホームページを作成できます。ぜひ取り組んでみてくださいね。
STEP1 事務所のアピールポイントを考える
まず大事なのが、事務所のアピールポイント・長所を、ホームページできちんと伝えることです。コンテンツ名としては、「特徴」とするのが無難でしょう。
ここでは、「なぜ先生の事務所に依頼すると良いのか」、その理由を書くのがポイントです。他の事務所と比べて、先生の事務所が勝っているのはどこでしょうか?
他事務所と同じことを言っても、アピールポイントにはなりません。お客様が他の事務所と先生の事務所を差別化できる点をお知らせしましょう。
アピールポイントの例
「〇年の経験」「〇人の実績」など、経験や実績のアピールはよく使われる手法です。ただ独立開業したばかりの先生は、この手法が使えないのが難しいところ。正直に「1年の経験」と書くとマイナスにしかならないので、アピールできない場合はムリに書く必要はありません。別のアピールポイントに置き換えましょう。
たとえば、次のように、さまざまな軸で言えることはたくさんあります。
- サービス軸
- 専門性軸
- 価格軸
「土日も営業しています」「夜21時まで対応しています」「30分の無料相談あります」「密なコミュニケーションを心がけています」「ワンストップサービスを提供しています」
「●●を専門的に扱っています」「●●に特化しています」
「低価格」「明瞭会計」「後払いです」
など。自分ではアピールポイントにならないと思っていることでも、伝え方によってはアピールポイントになるので、じっくり考えてみましょう。
何も言わなければ、お客様はアピールポイントが分かりません。小さなことでも、あえて言葉にして伝えることで、先生の事務所の良さを分かってもらえます。
STEP2 「解決事例」「お客様の声」を用意する
「解決事例」「お客様の声」は、ホームページからの集客には必須です!
とくに、上で書いた特徴を裏付ける、根拠となるような「お客様の声」や「事例」があるとベスト。
ただ独立したての場合、用意できないこともあるかと思います。この場合も無理して載せる必要はありません。ねつ造などは、絶対にNGです。
今後、掲載できるように、受任した案件に関してはお客様の声をとるようにしていきましょう。お客様の承諾がないものは掲載できません。お客様の声をとるとともに、掲載の承諾も得て、ストックをためるのがおすすめです。
STEP3 専門で扱う業務に関する情報を作る
専門で扱う業務に関する情報」は、先生の専門性をさり気なくアピールするために、必ず用意した方が良いコンテンツです。
「債務整理が得意です」
とだけ伝えても、根拠がありません。また、鼻につくこともあります。もちろん、言葉で分かりやすく伝えることは大切ですが、お客様に自然とそう感じとってもらうことはもっと大切。だからこそ、言葉を補強するコンテンツが必要になってきます。
それが、専門で扱う業務に関する情報のコンテンツです。債務整理を専門的に扱っていくのなら、債務整理関係のコンテンツをたくさん作成して、ホームページに載せましょう。お客様はコンテンツを読むだけで、「この先生は、債務整理に詳しいな」ということが分かります。
せっかく仕事を頼むなら、詳しい人、専門性の高い人にお願いしたいと思うのが世の常。「詳しい」「専門的だ」と伝えられていれば、後々の集客につながっていきます。
STEP4 事務所の基本情報を載せる
特徴、お客様の声、専門情報コンテンツは、いわゆる「説得するためのコンテンツ」です。このコンテンツを読んで説得されたお客様は、いよいよ本気で依頼を検討します。そのとき、最後の一押しとなるのが、事務所の基本情報です。
- 事務所はどこにあるのか(交通の便は良いか、行きやすいか)
- 先生はどんな人か(信頼できる人か、話しやすいそうか)
- スタッフはどんな人がいるか
- 事務所はどんな雰囲気か(明るいか、清潔感はあるか)
- 問合せてからは、どういう流れになるのか
- 料金はいくらか
など、そういった点を見て、依頼するかどうかを総合的に判断します。
とくに料金は大切。「お問合せしてください」と料金を明示しないところもありますが、それではお客様は判断材料の一つを失うことに。判断材料が足りないだけで、依頼をあきらめてしまうケースもあります。判断材料は、できるかぎり豊富に用意しましょう。
その他、各コンテンツをどのように作れば良いかについては、
で詳しく説明してありますので、そちらを参考にしていただければと思います。
この記事のまとめ
- お問合せを増やすホームページを作るなら、まず「事務所のアピールポイント」を考えよう!
- 事務所のアピールポイントを裏付ける、「お客様の声」は集客において必須!
- 情報コンテンツで、さり気なく専門性をアピールしよう
- 事務所の基本情報は、大事な判断材料。お客様の判断材料は豊富に用意しましょう