お問合せを増やす 士業HPコンテンツ 「相談から解決までの流れ」の作成ポイント
ホームページからお問合せを増やすには、さまざまな方法がありますが、そのうちの一つが「コンテンツ力」です。
ホームページにあるコンテンツの出来が、お問合せの数を大きく左右します。
なかでも士業にとって、重要なコンテンツになるのが「相談から解決までの流れ」です。
そこでこの記事では、「相談から解決までの流れ」の書き方をご紹介したいと思います。
なぜ「相談から解決までの流れ」が重要なのか
弁護士、司法書士、行政書士など、士業に仕事を依頼するというのは、そうそう頻繁にあることではなく、お客様は相談後の具体的な流れがイメージできません。
またお客様は、心配ごとや悩みを抱えているので、依頼後、どのように解決まで進んでいくのかとても不安に感じています。
その不安を解消するためにも、依頼後は、どのように進んでいくのかを紹介することが大切。具体的にイメージしやすく伝えることが、非常に重要になってきます。
「問い合わせた後どうなるか」
が分かれば、お客様も安心して問合せができます。
まずは、問合せ方法を細かく紹介する
問合せしてもらうために、電話番号、受付時間(相談時間)をホームページ上の目に入りやすい位置に配置するのは、基本です。
ただ、これだけでは不十分。お客様から電話をいただいたときに、こちらから質問することがあるのであれば、ホームページ上にもその旨を明記しておきましょう。
たとえば、「お名前、ご連絡先、簡単な相談内容をお伺いします」など。電話で話す内容を細かく書けば、お客様も何を聞かれるのかと不安に思わなくて済みます。また、電話の前に話す内容をまとめられるので、会話がスムーズにできるようになります。
また、お問合せ方法でアピールできるところは、アピールしましょう。たとえば、「日曜日にも相談を受け付けている」「メールの問合せは24時間受け付けている」など、当たり前のようなことでも、言葉にして伝えることでアピールポイントに変わります。
面談(無料相談)の詳細を伝えよう
「面談したら必ず依頼しないといけないのでは?」と考えるお客様は多いです。依頼するかどうかを迷っているお客様にとって、「相談したら絶対に依頼しないといけない」状況で問合せをするのは、非常にハードルが高いこと。
そこで、
「面談では、お話しをお伺った上で、最適なご提案をさせていただきす」
「依頼するかどうかは、ご納得いただいた上でお決めいただいて構いません」
「その場で、契約するかどうかをご判断いただく必要はございません」
など、当日は相談だけでも良いということを明記しましょう。
かかる費用や解決までの期間に納得いただいてから依頼するかを決めてくれれば良いと伝えられれば、お客様の不安はずいぶん解消されます。
契約方法、費用の支払い方法を分かりやすく説明しよう
契約するには、どのような手順を踏むのか、明記しましょう。
契約書への記入や、契約に際し必要なものなど、過不足なく伝えることが大切です。
また、お金のやり取りは、お客様が非常に気にされる部分。
現金一括のみなのか、分割払いに対応できるのか、など支払方法も分かりやすく明記しましょう。
依頼後の流れは具体的に
依頼後の具体的な流れは非常に大切。
どのように解決まで向かっていくのか、お客様が一番不安に感じているところです。
- どれくらいの頻度で進捗報告をするのか(月1回、2か月に1回など)
- 報告方法は(レポート、メール、電話、訪問など)
- 大体のスケジュール感
- フォローサービスはあるのか、その内容は
など、できるだけ具体的にイメージできるように書きましょう。
まとめ
- ホームページからのお問合せを増やすには、「相談から解決までの流れ」のコンテンツが重要
- お問合せ方法は分かりやすく、アピールできるところはアピールしよう
- 無料相談では、相談だけで「依頼(契約)するかどうか」はその場で決めなくて良いことを伝えよう
- 契約方法や費用の支払方法を分かりやすく伝えよう
- 依頼後の流れは具体的に、イメージがつきやすいように伝え酔え
- お問合せすることに不安を感じているお客様に、安心してもらえるコンテンツを作りましょう!