問合せが倍増する、信頼されるプロフィールとは?
安心して問い合わせをしてもらうには、信頼されるプロフィールを見せることが重要です。士業にとって、商品とは「自分自身」。だからこそプロフィールとは、ただ先生がどんな人かを説明するだけでなく、先生という「商品」をアピールするためのものなのです。
プロフィールを読んでもらって、信頼してもらえれば、お客様との関係づくりに役立ちます。もちろん、問い合わせをしてもらいやすくもなります。プロフィールをきちんと作って、先生自身と事務所の魅力をユーザーに伝えるのは、問い合わせを伝える第一歩です。
そこでこの記事では、信頼されるプロフィール作りのポイントをご紹介します。
情報の羅列はNG!人がらがにじみでるプロフィールを
お客様は、相談する先生がどんな人なのか、とても気になっています。逆を言えば、どんな人なのか分からない人には、相談しようという気すら起きません。
プロフィールは、先生という商品を魅力的に伝えるツールです。
そのため、プロフィールはできるだけ細かく書くようにしましょう。生年月日、実績などだけを載せた、情報の羅列のような無味乾燥なものではアピール力がありません。できるだけプロフィールから、先生の人柄がにじみ出てくるように作成するのがポイントです。
基本プロフィール
名前のほか、写真の掲載は必須です。硬い厳めしい顔つきではなく、柔和で自然な笑顔の写真を掲載しましょう。
服装も重要。清潔感ある、きっちりとした格好で撮影してください。
そのほか、役職や取材された内容、メディア掲載実績、執筆したものがある場合は、権威づけ・信頼感アップのために掲載しましょう。
親近感アップのために
親近感アップのために掲載した方が良いのが、「経歴」や「趣味」です。趣味からは人柄がにじみ出るので、たとえお客様が同じ趣味でなかったとしても、効果的です。
そして親近感アップのために、最も重要なのが「経歴」。この経歴は、ただ情報を羅列しただけでは、無味乾燥なものなりがちです。でも、ここで先生の人がらを見せられるかどうかが、信頼感・親近感を得られるかの境目です。
経歴は、大学だけではなく、保育園(幼稚園)などから書くのがポイント。出身地も明記しましょう。もしお客様が先生と出身地や出身学校が同じだと、それだけで好感をもってもらえます。場合によっては、そこが同じというだけで問い合わせにつながることもあります。
また、学生時代の写真や部活なども交えて紹介すると良いでしょう。硬い・近寄りがたいイメージが一変して、問合せしてもらいやすくなります。
独立への想いを言葉にしよう!
先生自身のプロフィールと同じくらい重要なのが、先生の「想い」です。
士業の場合、「なぜ独立したんですか?」と聞かれることは、多くあります。独立は大変なことです。大変だとわかっていても、独立したにはそれなりの理由があるはず。その熱い想いを、きちんと言葉に乗せて説明できるようにしましょう。
なぜ独立したのか、その理由は人それぞれです。独立した理由を熱く語ることができれば、それはあなただけの魅力。他の事務所との差別化にもつながります。
士業として社会に与えたい影響、使命、熱い想い、事務所名の由来など、語れるものはすべて語りましょう。これらは、過去の経験と絡めて伝えられるとベストです。「これだけ苦労したから、自分と同じ悩みを解決したい」「周りに困った人がいたら助けたい」など、といった形で伝えてみてください。
先生の理念に全員が納得するわけではありませんが、お客様のなかには親近感を感じたり、共感したりする人が必ずいます。まずはその人「だけ」で構いませんので、その人だけにメッセージを送るイメージで書きましょう。
親近感や共感は、自然と信頼感アップにもつながり、「相談するならこの先生に頼みたい!」と思ってもらえるようになります。
お客様と約束しよう!
お客様の不安な気持ちを取り除くために、お客様と誠実な約束を交わしましょう。
先生が相談をうけるとき、依頼を受けて解決するときに心がけていることはなんですか?
- スピーディーに解決する
- 専門性の高いサービスを提供する
- きめ細かく対応する
- 専門用語を使わず、分かりやすい言葉で説明する
- 粘り強く交渉を続ける
- 進捗状況はこまめに報告する
など、お客様が安心できるような「約束」を明記してください。当たり前と思うことでも、言葉に出したり、書いたりしないと伝わりません。当たり前のような約束でも、あえて書くと、お客様の信頼を得られるようになります。
この記事のまとめ
問合せが倍増する、信頼されるプロフィール作りのポイント
- 情報の羅列ではなく、人がらがにじみでるプロフィールを!
- 熱い想い、使命感を、過去の経験と絡めて伝える!
- お客様との約束は、当たり前のことでも明記しよう!