エステサロンホームページで集客できる人気メニューの作り方4つ
エステ開業後にまず必要なことは、サロンのメニュー作りですよね。
メニュー作りで大切なことは、エステサロンの集客力を上げるような人気メニューを作ることです。
人気メニューを作ることで新規のお客様やリピーターが増え、安定したサロン経営が望めます。
しかしどのようにお客様を引き付ける人気メニューを作ればいいのか、そこに頭を悩ませているサロンオーナーさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回、エステサロンで集客できる人気メニューの作り方、メニューを作るうえで気を付けるポイントについて4つ紹介します。
サロンの特化、差別化をはかる
お客さんを引きつけて集客するためには、メニュー作りの段階から他サロンとは違う特徴を持ち、差別化する必要があります。
開業したエステサロンの約90%が閉店すると言われている時代です。
なぜそれほどまで高確率でサロンが閉店に追い込まれるのかと言うと、近隣サロンと同じようなメニューばかりを提供し、差別化をはかっていないからです。
どのサロンでも受けられる類似したエステメニューでは、安さに敵うものはなく、既に地域に根付いている老舗のエステサロンには敵いません。
人気メニュー作りで大切なことは、「このサロンに来ないと、このエステは受けられない」という特別感を出すことです。
話題性のあるエステメニューであっても、既に近隣サロンが取り入れている場合、既存サロンとの生き残りには勝てません。
定番メニューや流行メニューだけでなく、近隣サロンとの差別化できるメニューを考えることが人気メニューへとつながります。
ターゲットや目的がハッキリしている
人気メニューを作るうえで大切なことは、年齢や悩みなど、ターゲットや目的をハッキリさせることです。
集客に焦点を当ててメニューを作ると、ターゲットがぼんやりとするため、誰の心にも刺さらないメニューになりがちです。
誰にでも当てはまるエステメニューは、結果的に誰の心にも響かず、集客できずに終わる可能性が高いです。
フェイシャルエステであれば、「シミで悩む人」「肌のたるみで悩む人」とはっきりターゲットを決めてメニューを考える必要があります。
またボディエステであれば、「二の腕で悩む人」「太もものサイズダウン」など、部位をハッキリさせてメニューを作りましょう。
ターゲットを狭く考えると目的がハッキリとするので、お客様から見るとエステの効果という点で分かりやすく伝わるメリットになります。
低料金にこだわらない
人気メニューを作るときに、料金を安くすることにこだわらないことが大切です。
料金を安く設定すると、数をこなしても売り上げが伸びず、途中で値上げせざるを得なくなります。
あとから値上げとなると、既存のお客様が離れてしまう可能性があるので、適正を見極めて料金設定を考えましょう。
また料金は安すぎるとエステへのイメージや効果への信頼度が低くなる傾向にあります。
例えば、一般的に1000円の占いと5000円の占いだと、信頼度が高いのは後者の5000円の占いです。
もちろん安ければ安いほど利用しやすいのは当然ですが、安いからこそ効果が低いのではないかという心理も働きます。
人気メニューを考えるうえで、大切なことは価格戦略を考えるよりも、差別化戦略を意識することが重要なポイントです。
時間で区切るメニューは作らない
エステサロンやマッサージサロンで多いメニューが、フェイシャルエステ60分コースやアロママッサージ60分など、時間で区切られたメニューです。
1メニューあたりの時間はある程度決まっていますが、あまりに時間を全面に押し出したメニューだと、リラックスを目的としたサロンでは違和感を覚えます。
人気メニューを作るときには、フェイシャルエステ45分コースなら「ベーシックフェイシャルエステ」、60分コースなら「スペシャルフェイシャルエステ」など、時間を全面に出さないメニュー名がおすすめです。
よりリラックスできるという点を印象付けることで、集客につながり、人気メニューへと育っていきます。
集客できる人気メニューの作り方まとめ
お客様を引きつけて集客につながる人気メニューは、ターゲットを絞り、目的をハッキリさせることを意識しましょう。
大多数向けにメニューを作るのではなく、悩みを抱えた1人に対してメニューを作った方が、お客様の心に響きます。
また人気メニューを作るうえで、他のサロンとの差別化をはかることが大切です。
近隣サロンと同じようなエステを行っていては、自サロンを利用する意味がありませんよね。
たくさんあるエステサロンの中でも、なぜ特定のサロンが利用されるのかというと、やはり他のサロンとは違う特別なエステがあるからです。
人気メニューを考えるには、近隣サロンの調査も必要です。
自信をもって提供できる人気メニューを考案して、お客様が求める居心地の良いサロンを目指してくださいね。