ホームページが検索結果に出てこない原因と対策 表示されない理由は必ずどこかにある!!
「ホームページを作ったのに、検索結果に出てこない…」。
このような悩みに直面したことはありませんか? 手間とコストを投じてついに公開したホームページが、検索結果されない状態が続くと不安が募りますよね。
ホームページ検索でヒットさせるためには、その存在を検索エンジンに認識してもらうことが欠かせません。公開してから数週間経過しても検索に出てこない場合、何らかの問題が潜んでいる可能性があります。
この記事では、ホームページが検索に出てこない時の考えられる原因と、その解決法を詳しくまとめました。
【この記事でわかること】
- 検索エンジンにホームページが表示される仕組み
- Googleにインデックス登録されているかの確認方法
- ホームページが検索結果に出てこない5つの原因と対策
- 自社サイトを検索サイト上位に表示させるためにすべきこと
検索結果にウェブサイトが表示されない、記事を更新したのに表示されない、そんなお悩みをお持ちの方は最後までお読みください。
検索エンジンにホームページが表示される仕組み
検索エンジンがホームページを検索し、表示順位を決定する仕組みを理解することは、自社のホームページが検索結果にどのように表示されるかを知る上で重要です。
Googleの検索エンジンは、「クロール」「インデックス」「ランキング」という3つの主要なプロセスから成り立っています。以下に、それぞれのプロセスを分かりやすく説明します。
1. クロール(探す)
Googleは「クローラー」と呼ばれるロボットを使用して、ウェブサイトを巡回します。クローラーは初めて訪れたサイトではページの情報を収集し、既に訪れたサイトでは更新された情報を抽出します。このプロセスを「クロール」と呼びます。
クロールは、検索結果に表示されるための基本的なステップであり、インターネット上のあらゆるウェブサイトやページを巡回しています。
2. インデックス(登録する)
クローラーによって収集されたページの情報は、Googleのデータベースに登録され、整理された状態になります。このデータベースを「インデックス」と呼びます。
インデックスがないと、検索エンジンは該当のページを見つけることができず、検索結果に表示されない可能性が高まります。
3. ランキング(表示順位を決める)
インデックスされたページは、検索順位が付けられます。ランキングの基準には、ページ内の記載内容やキーワードとの関連度などが含まれます。ランキングが高いと、検索結果の上位に表示され、ユーザーの目に入りやすくなります。
これら3つのプロセスが総合的に機能することで、検索エンジンはユーザーの検索クエリ(検索した語句)に対して最適な結果を提供します。自社のホームページが検索結果に表示されない場合、これらのプロセスのどこかで適切に処理されていない可能性が考えられます。
次章からは、ホームページが検索結果に出てこない原因を一つひとつ挙げ、その解決策をご紹介していきます。
Googleにインデックス登録されているかの確認方法
ホームページが検索に出てこないとお悩みの方でも、実はよくよく探してみると見つかることがあります。つまり、実は順位が低くて見つけられなかったというパターン。
Googleにインデックス登録されているかどうかを確認する方法は、以下の2つあります。
両方の方法で確認しておくことをお勧めします。
インデックス登録の確認手順
インデックス登録の確認をするには、Google Search Consoleの「URL検査」ツールを利用します。この方法は、「インデックス登録をリクエスト」する方法と同じです。
Google Search Consoleにアクセスし、「URL検査」ツールを開きます。
ツール上部に確認したいURLを入力すると、状況を確認することができます。
また、Googleの検索窓に「site:ホームページのURL」を入力して検索することで、Googleにインデックスされているかどうかを調べることもできます。
確認結果として、ホームページがGoogleにインデックス登録されていれば、検索結果に登録されているページが一覧で表示されます。これによって、ホームページのGoogle検索におけるインデックス状況を把握できます。
もしインデックスされていない場合は、「インデックス登録をリクエスト」しましょう。
ホームページが検索結果に出てこない5つの原因と対策
はじめに述べた通り、自社のホームページが検索結果に出てこない場合には、必ず何らかの原因があります。本章では考えられる要因を一つひとつ挙げながら、その確認方法と対応策をご紹介していきます。
1)「noindex」になっている
ホームページが検索結果に表示されない主な原因のひとつは、ページが「noindex」の指定を受けていることです。ウェブページのメタタグに「<meta name=”robots” content=”noindex”>」が記述されている場合、検索エンジンはそのページをクロールしてもインデックスに含めず、検索結果に表示しません。
ホームページの公開前のテスト環境下では、noindexタグを使用することもよくあります。
CMSの設定で一時的に非表示にしたつもりが、誤ってそのままの状態になっていることも考えられます。
【解決策】
この問題を解決するためには、まずページのHTMLコードを確認し、メタタグ内に「noindex」が存在するか確認します。存在すれば、これを削除するか、ページが検索結果に表示されるべきか検討し、必要に応じて適切な設定を行います。
WordPressの場合には、[設定]>[表示設定]に「検索エンジンでの表示」という項目があります。もしチェックが入った状態であれば、外しましょう。
2)robots.txtを設置している
もう一つの原因として、robots.txtの不適切な設置が考えられます。
robots.txtは、検索エンジンに対して指定したページをクロールしないように制御するファイルです。クロールの効率化のために、このファイルを使って価値の低いページと判断してクロールをブロックすることがあるのです。
【解決策】
robots.txtファイルを適切に設置し、検索エンジンがサイトを効果的にクロールできるようにする必要があります。robots.txtが設置されているかは、自社サイトのURLの後に/robots.txtを入れて検索してみてください。
「Disallow:」の右側に、robots.txtを設置しているページのURLが表示されます。もし、robots.txtが設置されているようであれば、制作担当者に相談してみましょう。
3)ペナルティの対象となっている
サイトが検索エンジンのガイドラインに違反している場合、ペナルティを受けて表示されなくなることがあります。これには不正なSEO手法や著作権違反などが含まれます。サイトが過度な広告やスパム的なコンテンツを含んでいる場合もペナルティの対象になります。
【解決策】
ペナルティを回避するためには、まず検索エンジンのガイドラインを確認し、違反している箇所を修正します。適切なSEO戦略を採用し、ユーザーに価値のあるコンテンツを提供するよう心がけることが重要です。
【詳細はこちら】順位が急落!? Googleペナルティの原因と解決法
4)コンテンツの品質が低い
検索結果に表示されない原因として、コンテンツの品質が低い場合があります。
品質の低いコンテンツは検索エンジンによって評価され、表示順位が低くなるか、まったく表示されなくなることがあります。これには重複したコンテンツ、スパム、誤った情報の提供などが含まれます。
【解決策】
品質向上のためには、まずコンテンツを定期的に更新し、正確かつ有益な情報を提供するように心がけます。また、適切なキーワードを使用し、ユーザーの検索意図に応じたコンテンツを提供することが大切です。
5)検索エンジンがサイトを理解しにくい状態にある
最後に、検索エンジンがサイトを十分に理解できない状態が原因であることがあります。これはサイトの構造が複雑であったり、適切なメタ情報が提供されていない場合に起こります。検索エンジンがサイトのコンテンツや構造を理解できないと、適切なキーワードに関連する検索結果に表示されにくくなります。
【解決策】
サイトの構造を最適化し、正確かつ適切なメタ情報を提供することで、検索エンジンがサイトを理解しやすくなります。HTMLタグや構造を最適化し、サイト内のリンク構造を整理することも有効です。これらは専門知識が無ければ難しい作業になります。
検索エンジン向けのサイトマップを提供し、サイト全体を網羅的にクロールできるように工夫することも重要です。関連記事へのリンクを設置、パンくずリストの設置など、内部リンクの強化も検討しましょう。
自社サイトを検索サイト上位に表示させるためにすべきこと
検索結果に出てきただけで安心はできません。自社サイトを検索サイトの上位に表示させて成果を上げていくには、基本的なSEO対策を行うことが重要です。
以下にいくつかのポイントを挙げてみます。これらを実行して、ホームページの目標を達成していきましょう。
1)キーワードの適切に使用する
サイト内のコンテンツに関連するキーワードを適切に使用することが重要です。
タイトル、メタディスクリプション、ヘッダータグ、そしてコンテンツ内にキーワードを自然に組み込むよう心がけましょう。
2)高品質なコンテンツの提供
検索エンジンはユーザーに価値のあるコンテンツを重視します。高品質で有益なコンテンツを提供することがランキング向上につながります。
3)モバイルフレンドリーなサイト
スマホなど、モバイルデバイスからのアクセスが増えているため、モバイル端末でもりようしやすいサイトを構築することが重要です。これはSEOにも影響を与えます。
4)適切なメタデータの使用
各ページに適切なメタタグ(タイトル、メタディスクリプション)を設定することで、検索エンジンに対してページの内容を理解させやすくなります。
5)外部リンクの構築
他の信頼性の高いサイトからのリンクがサイトの信頼性を向上させます。質の高いバックリンクを積極的に構築しましょう。
6)ページの読み込み速度の最適化
ページの読み込み速度が速いほど、検索エンジンはそれを好みます。画像の最適化や不要なコードの削除などでページ速度を向上させましょう。
ホームページ公開から検索サイトに反映されるまで
反映に関しては、検索エンジンがサイトをクロールし、変更を検知してから反映されます。これには時間がかかることがありますが、通常は数日から数週間程度で変更が反映されることがあります。
ただし、大規模な変更や新しいサイトの場合は、より多くの時間がかかることがあります。検索エンジンによっても差がありますので、完全に反映されるまでには慌てること無くお待ちいただくことが必要です。
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【まとめ】
本記事では、ホームページが検索結果に出てこない原因を一つひとつ挙げながら解決策をご紹介しました。検索結果に表示されるまでは焦る気持ちもあると思いますが、まずは落ち着いて原因を見つけることが大切です。
Google Search Console上でホームページのインデックスが確認できれば、あとはSEO対策をして、上位表示を目指しましょう。しかし、過剰なSEO対策ではペナルティを受ける可能性もあるので注意が必要です。
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