ホームページ改善ツールを活用しよう【HP改善に必須なツールを紹介】

あなたは普段のホームページ運営をどのようにしていますか?
作って公開して、放置してしまっていないでしょうか?
ホームページは作ってからがスタートです。
より多く集客するためには、更新や広報だけでなく、ユーザーやアクセスの解析・競合のチェックなどが必要になります。
今回はホームページ改善に役立つツールをご紹介!
作って放置するのではなく、分析と検証を重ねてより集客できるホームページにしましょう。
ホームページ改善ツールの重要性

ホームページを作って、ただ更新したりSEO対策をしているだけでは、思ったより集客ができません。
それは集客の効果が見えておらず、いつまでもホームページが改善されないままになっているからです。
ホームページ運営には、ビジネスでよく使われるPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルが必要。
PDCAを繰り返していくことで、自社ホームページの欠点を発見したり、長所を伸ばしたりすることができます。
このPDCAサイクルを回すためのカギとなるのが、これから紹介するホームページ改善ツール。
ホームページ改善ツールではアクセスするユーザー層を確認したり、ユーザーがよく見ている箇所を把握したり、競合のコンテンツを分析したり…とホームページをより成長させるためのヒントを得られるのです。
改善しないホームページは成功しない!

改善ツールがない状態だと、自社ホームページは「インターネット」という広い海に浮かぶ無人島に取り残されているような状態。
救難信号を出すわけでもなく、船を作って脱出するわけでもなく、ただひたすら救助を待つのみ。
それでは誰も気付いてくれませんし、そのうち無人島の食料も尽きてしまうかもしれません。
その前に現状を把握し、生き延びる計画を立てて実行し、失敗したらもう一度やり直すことが必要になります。
現状も把握できず何も改善されないままだと、いつまでも脱出に成功できません。
ホームページ改善ツールは、無人島から脱出して大きい島で集客するための重要なツールなのです。
それでは、ホームページ改善に役立つツールをご紹介しましょう。
アクセス解析は必須!アナリティクスツール

まずはホームページ分析から改善をするために基本中の基本となるのがアナリティクスツールです。
アナリティクスとは「分析・解析」という意味で、Webではホームページのアクセス解析全般を担ってくれます。
アナリティクスツールをホームページに設置すると、自動でユーザーの特徴や行動のアクセスデータを集め、数値で記録できるようになります。
アナリティクスツールで見られる主なデータは、以下の通りです。
・ユーザーの訪問経路。検索、広告、他サイトのリンクなど
・ユーザーの使用デバイス。スマホ、PC、タブレットなど
・ホームページ内で一番よく見られているページ
・ユーザーがホームページを訪問してから離脱するまでの滞在時間
例えばここで、スマホユーザーが多かったらスマホに特化したホームページにしたり、よく見られているページに広告を貼るなどの改善案が自然と出てきます。
ホームページのアクセス解析に、アナリティクスツールは必須です。
一番有名なのがGoogleが無料で提供している「Googleアナリティクス」
利用者も多く、機能も充実しており、使い方を解説しているサイトも多いのでおすすめです。
SEOに必須のツール!サーチコンソール

サーチコンソールとは、自社ホームページがGoogleにどのように認識されているのかを知るためのツールです。
こう言うと何となく難しいのですが、そもそもサーチコンソールはSEOに必須のツールです。
ホームページを作成すればGoogleの検索結果に表示されますが、このときサーチコンソールへの登録は必須ではありません。
サーチコンソールを登録することでGoogleの検索エンジンでどのようなキーワードで表示されているか?そのキーワードでどれくらい表示されているかなどを確認できるようになります。
より具体的にGoogleが自社ホームページをどのように評価しているかがわかるので、SEO対策やホームページ改善につながります。
サーチコンソールで具体的に見れる次のような情報です。
・ホームページの掲載順位やクリック数
・ホームページリンクのクリック率
・ユーザーが検索するときに入力した単語
・ホームページが表示された回数
また、以前は「サーチコンソール」ではなく「ウェブマスターツール」と呼ばれていました。
もしかすると後者の方が聞き覚えがある人がいるかもしれません。
名称が変わっただけですので同じ機能を持ったツールです。
サーチコンソールはGoogleが無料で提供しています。
使い方も直感的に操作できるしサイトパフォーマンスをチェックできるので、サーチコンソールを活用してSEO対策に力を入れていきましょう!
ユーザーの視線・動線を可視化!ヒートマップツール

ヒートマップとは、もともと熱や集まりのある箇所などをデータ化し、色分けして可視化したもののこと。
例えば部屋に人がいたら、人の部分だけ赤〜オレンジ色に表示され、その周りは青や緑などになっているものを見たことがあるのではないでしょうか。
Webでいうヒートマップとは、ホームページ内でユーザーのマウスの動きなどを色分けして可視化したもののことです。
赤に近いところはユーザーがよくマウスを移動させていたり読んでいたりと視線を向けやすいところです。
ヒートマップツールを使えばホームページのどの部分にユーザーの視線が行きやすいか、つまり関心を持ちやすいかということがわかります。
ユーザーの視線が行きやすい部分に注文や申し込みボタンを設置したり、広告バナーを貼ったりすることで、よりコンバージョンに近付けることができます。
ヒートマップツールは様々な会社が有料または無料で提供しています。
いくつもサイトを持っていたり、より詳細なデータが欲しかったりという人は有料もありですが、無料のヒートマップツールも十分役に立ちます。
ユーザーの視線・動線がわかることでより具体的なホームページ改善案が出てくるようになるので、必須ツールのひとつです。
より良いサイトを目指すなら競合分析ツール

より良いホームページにするために競合サイトはチェックしていますか?
インターネットは知名度や順位の勝負になるため、必ずライバルの存在があります。
ライバルに勝つためには敵の情報も把握しておかないといけません。
しかし、外からホームページを訪問して眺めていても、参考になるのはコンテンツやレイアウトだけで。
実際にライバルがどのくらいアクセスを集めているのかはわかりません。
そこで利用するのが競合分析ツールです。
競合分析ツールでは所有権のないホームページのアクセスを知ることができます。
・競合サイトはどれくらいの訪問者がいるのか
・どのデバイスや経路でのアクセスが多いのか
といった基本的なデータを大まかにでも把握しておけば、ライバルに勝つための道筋が見えてきそうですね。
競合分析ツールもいくつかの会社やサービスが提供しています。
無料で有名な「similarweb」というツールがあります。
無料・有料・一部無料とありますが、ライバルサイトのすべてが詳細に見られるわけではないので注意しましょう。
役立つホームページ改善ツールまとめ

ホームページ改善ツールは無料で使えるものも多く、今すぐホームページ分析に導入したいものばかりです。
より多く集客したり、コンバージョンに結びつけるためにはPDCAサイクルを回していく必要があります。
そのためにはホームページ改善ツールでユーザーやアクセスを分析したり、競合もチェックしておく必要があるのです。
せっかく作ったホームページなのですから、最大限の力を発揮してもらうために改善ツールを活用して、しっかり働いてもらいましょう。