本書をお読みいただいた方からたくさん喜びのお便りを頂いておりますので、その一部をご紹介しましょう。
読者の声
大変役立つ本を有難うございます。
ホームページの使い方がやっと理解できました。
私は横文字に弱い経営者の1人です。何とか自社のホームページで見込み客を作りたく、ホームページの改良に努めています。特に今、興味ある項目として、ブログの有効活用、ロングテールに焦点を絞ったプロモーション戦略等がありますが、どうもなじみ難い所が多く、いろんな本を読んで勉強しているところです。
「できる社長はネットで売らない」はとても参考になりました。
WEB化社会のコンセプトは面白い。新しい視点からホームページの役割を見るようになりますね。
会員メールでいつも教えていただいていることが、順序だててまとめられていて分かりやすかったです。いままでメールを読んで頭で考えていたことと自分の感覚がつながったようです。理解が深まりました。ありがとうございました。
一気に読破させていただきました。
ホームページ会員でもあり、吉本社長のHP活用の考え方は理解してたつもりでしたが、まだまだ甘かったです(笑)
本日、書籍を読破しました。非常に素晴らしかったです。ニーズと悩み、よく分かりました。この2つを考え、コンテンツを作っていきます。
目からウロコの話が多々あり、非常に参考になりました。ありがとうございます。
(1)どうすればアクセスしたお客さんから「問い合わせ」をしてもらえるようになるのだろうか?
(2)「自分が話したい情報」ではなく、「お客さんが知りたい情報」を掲載するように心がけよう。
(3)ホームページを作るときは、なるべくその分野の「専門家」だと思ってもらえるように心がけよう。
早速、部下に徹底していきたいと思います。
「自社のサイトはなぜモノが売れないのか?」「なぜ反応が良くないのか?」と悩む経営者の方に最適な本です。
特に、情報提供に積極的ではない経営者がこの本を読むと、目からうろこが落ちると思います。
ネット社会で起きている消費行動の変化の中で本書の大きなキーワードである「情報提供」の本質に気が付くのと気が付かないのとでは、将来に大きな差が出ることは間違いないと思います。
自社のwebサイトの活用を考えながら、読むことができ今後のHP運営に役立てていけるアイディアをいただきました。
実は私も、「パソコンができるだけの平社員」のため、まさに本に書かれていた、経営者たちが考える「HPで売り上げがアップ!」という期待に添えていない一人です・・・
今後、著書を参考に上司に説明し、もっとサイトを活用できるようすすめて行きたいと思います。ありがとうございました。
非常に良い本ですね。主張もはっきりしている上に実態のある内容と思います。
今年読んだ本の中でトップクラスです。
本を読み終えました。
“顧客の悩みを解決する情報“という内容が大変良く分かりました。
私は、ネットショップ型運営を主体にしています。本書ではネットから実社会へお客様を誘導する内容でしたが、ネットからネットへ誘導する上でも十分応用できる内容であると感じました。
これにプラスし、ネットから実社会にお客様を誘導できれば、更に成果が上がるのではないかと考え、店舗サイトを今一度見直してみたいと考えています。
地域ポータルサイトの運営を行っております。
当団体の収益源の1つに地域のお店の紹介があるのですが、著書を拝見し、すぐにネットで販売までしようとしない方が良いという点など、大変参考となりました。ありがとうございました。
従業員300人程度の企業に勤めています。
従来サイトが、営業部による顧客満足度調査で著しく不評を買っているにも関わらず、誰も改善しようとしない状況を見かねて、プロジェクトを立ち上げました。
ホームページリニューアルまでは順調に達成しましたが、まだ生まれたてです。目的とするサイトになるよう改善、更新を続けて行かなければならないところで引っ掛かりました。
リニューアルしたのだからもういいだろうとか、社外へ公開するのだから、記事の確認は編集長に一任できない、もっと大勢に審査してもらう必要があるとか、売上につながらなければ金を掛けても意味がない。など、様々です。
このような中で、非常に有意義な本でした。当社のような、保守的で古風な会社が多いと思います。がんじがらめの企業も多いと思います。
こんな企業を説得できるネタをこれからもよろしくお願いします。
目次
第1章 ネット社会がわからない経営者
- ネットで購入できない経営者
- ホームページ制作会社に丸投げする経営者
- いまだに飛び込み営業を強いる経営者
- 経営者の知らないうちにお客さんが変化している
第2章 WEB化社会の到来とロングテール
- WEB化社会の登場
- ロングテールで無名企業にも新規開拓のチャンスが
- ロングテールの成功事例
第3章 WEB化社会の顧客特性
- インターネットで9割の家庭にアプローチ可能
- 60代でも60%のネット利用率
- パソコンよりも携帯電話
- 特性1)自発的な情報収集マインド
- 特性2)情報にもとづく商品評価
- 特性3)草の根レベルの情報発信
第4章 ホームページは情報提供チャネル
- ホームページは魔法の小箱?
- ホームページでモノは売れない
- 情報提供チャネルとしてのホームページ
- 営業マンが登場する前に戦いが終わっている
- 大手企業の生き残りは現場での情報提供から
第5章 営業プロセスの見直しが成功の秘訣
- 集客とセールス(販売)を区別する
- WEB化社会の営業プロセス
- 販売プロセスの見直し
- ルートセールスの営業プロセス
- 口コミ利用の営業プロセス
第6章 顧客の行動パターンをモデル化
- NARSNIASモデル
- ネットを使った新規先の開拓事例
第7章 WEB化社会のホームページ戦略
- 情報提供型ホームページでお客さんの問い合わせを獲得
- 現場の情報提供でライバルと差をつける
第8章 人材採用とビジネスブログ
- 自社で更新できる仕組み作り
- 文章が得意な社員の育成
- 若手社員の意識変化
- 採用活動とインターネット
終章 WEB化社会を勝ち抜くために
前書きより
「ホームページを作ったのですが、まったく商売につながらないんです」。
経営者からいただく一番多いご相談がこれである。
ほとんどの企業がホームページを公開しているが、ホームページのおかげで売り上げが大幅に増えた、と実感できる企業は少数だろう。
なぜ多くの企業は、ホームページを自社のビジネスに活用できないのだろうか。それは、経営者の多くがインターネットに対して苦手意識をもっているからである。
実店舗での商売や客先での営業に関しては自信満々の経営者も、インターネットと聞いた途端、あまり深入りしたくないと考えてしまう。電子メールのやり取りくらいは何とかマスターしたものの、カタカナの専門用語に気おくれしてしまい、インターネットがらみの仕事はできれば社内の若手や外部企業に丸投げしたい、というのが経営者の本音である。
当然、インターネットの向こうにある「ネット社会」のことがよくわからない。お客さんがネット社会で何を考え、どう行動しているのか、今ひとつピンとこないのだ。
自社の顧客をきちんと理解し、顧客にあわせた営業戦略を組み立てるのがビジネスの鉄則である。ホームページも同じだ。ところが経営者がインターネットから逃げ回っていると、ネットの中でお客さんがどんな価値観をもっているのか、何を求めて企業のホームページにアクセスするのか、イメージすらつかめない。
お客さんのことがわからないままホームページを立ちあげるから、お客さんの心を当然つかめない。ホームページのデザインに凝ったり、アクセスアップ対策に躍起になったりするものの、多くの企業は、アクセスするお客さんの気持ちとかけ離れた、まったく反応の得られないホームページを公開し続けることになる。
とはいえ、「インターネットを勉強したいとは思うのですが、カタカナの専門用語が多くて、とても私には理解できそうもありません」。
こんな風にお困りの経営者も少なくないだろう。
たしかにインターネットはアメリカ生まれの技術だから、英語やカタカナの単語が多い。技術進歩が早く、頻繁に新しい専門用語が登場する。忙しい経営者がこうした専門知識を身につけるひまがなく、ついついインターネットのことを難しいと感じてしまうのも無理からぬ所ではある。
しかしながら、経営者は「専門的な技術知識」を身につける必要はない。
経営者に求められるのは、インターネットに対する「経営的な理解」であり、インターネットやホームページを経営的にどう活用していくかという、戦略レベルの視点である。
細かい技術的な部分がわからなくても、経営的な視点でインターネットのことが理解できれば、ホームページで成果を出すのは決して難しくない。細かい技術的な部分は若手にまかせて、経営者として全体の方向性を指示すればよいのだ。
そのために経営者に必要なのは、「ネット社会」がいま商売している「実社会」とどう違うのか、そしてその「ネット社会」で自社のお客さんがどう行動するのかという点を理解することである。
本書では、こうした観点からホームページの活用方法を、専門用語を使わず「経営者の言葉」でお伝えしていきたい。
また、同書の内容をベースに、制作実績8000社超のノウハウを詰め込んだホームページ作成サービス、あきばれホームページの詳細はこちらからご覧頂けます。