ホームページの初期費用月額費用
ここまでで、「ブログ型ホームページ」のイメージをつかんでいただけたと思いますので、次にホームページ作成の費用面から、従来型ホームページとブログ型ホームページを比較してみましょう。
初期費用比較
さて、「ブログ型ホームページ(ビジネスブログ)」は、「テンプレート(ひな形)」という技術を使うことで、「従来型ホームページ」よりも低コストでホームページを作成できます。
もちろん規模やコンテンツの内容によって変わりますが、業者に従来型のホームページ制作を頼むより、はるかに安い費用でホームページを立ち上げられるのです。
それでは具体的にどれくらい費用が違うのか見てみましょう。
まず制作時の初期費用ですが、15ページ程度の本格的なホームページを作った場合、これくらいの費用が必要になります。
【表1】従来型ホームページの初期費用
項目 | 金額 |
---|---|
ディレクション費(スタッフのとりまとめと顧客窓口) | 10万円 |
デザイン費トップページ(◎) | 10万円 |
デザイン費その他ページ(◎) | 5万円 |
ページ制作費(15p)(◎) | 30万円 |
フォーム制作費(2ヶ)(◎) | 6万円 |
合計 | 61万円 |
【表2】ブログ型ホームページの初期費用
項目 | 金額 |
---|---|
ディレクション費(スタッフのとりまとめと顧客窓口) | 5万円 |
初期設定やライセンス費 | 10万円 |
デザイン費トップページ(◎) | テンプレート利用で無料 |
デザイン費その他ページ(◎) | |
ページ制作費(15p)(◎) |
自分で作るので 無料 |
フォーム制作費(2ヶ)(◎) | |
合計 | 15万円 |
従来型ホームページを作成する際の初期費用は、業界の相場では【表1】程度の費用が必要になります。
あくまでも相場ですので、これより高い場合もあれば、安い場合もあります。傾向としては、大手の制作会社だと上記の価格の5割増し。逆に小規模な制作会社や個人デザイナーに頼むと6割引きといったところでしょうか。
さて、【表1】と同じ内容のホームページをブログ型で作ったときの費用が【表2】です。【表1】の(◎)の部分をテンプレートを活用して自分で行うことで、これくらいの費用になります。
こちらも業界の相場ですので、これより高い場合もあれば、安い場合もあります。
なお、テンプレートを利用しないで、オリジナルのデザインをお願いすると、従来型と同様のデザイン費用がかかります。
またページ制作やフォーム制作を、一部だけ制作会社にお願いすることも可能ですが、その場合も同様に費用が発生します。
個別に業者から見積り取った方がよいと思いますが、従来型とブログ型でこれくらい初期費用に差が出るということは、ぜひご理解ください。
ランニング費用(月額費用)比較
それでは続いて、ホームページが完成した後の、ランニング費用(月額費用)がどれくらいかかるか見てみましょう。
【表3】従来型ホームページの1年間のランニング費用
項目 | 金額 |
---|---|
定額の更新費用(◎) | 36万円(3万円/月) |
追加ページ作成(◎) (20ページ追加/年) |
40万円 (2万円/ページ) |
デザイン変更(◎) (1回/年) |
10万円 |
サーバー費用 |
1万円~6万円 (1千円~5千円/月) |
合計 | 90万円前後(/年) |
【表4】ブログ型ホームページの1年間のランニング費用
項目 | 金額 |
---|---|
定額の更新費用(◎) |
自分で更新・変更するので、 無料 |
追加ページ作成(◎) (20ページ追加/年) |
|
デザイン変更(◎) (1回/年) |
|
サーバー費用 |
1万円~6万円 (1千円~5千円/月) |
ブログシステムの利用料 |
3万円~6万円/年 (3千円~5千円/月) |
合計 | 4万円~12万円(/年) |
従来型ホームページの場合の、1年間のランニング費用の総額を【表3】にまとめました。
ホームページが完成した後、どれくらいのページを追加・更新するかで年間に必要な金額は上下します。ただ真剣にホームページを活用するのであれば、これくらいの費用がかかるのは覚悟しておきましょう。
一方、【表4】のブログ型ホームページ(ビジネスブログ)の場合は、自分で更新できますから、◎の部分を自分で作業するため大幅に安くなります。
こちらの場合は、利用しているブログシステムでランニング費用がかなり上下しますが、それでも「従来型」に比べればずいぶん安くなるのがおわかりいただけたことと思います。